ー香倉の小説ー

消しゴムを見ながら、授業中に思いつきました！ 文字を消せる消しゴムなら、過去の記録も消してくれるのではないか？ 過去に書き記した思い出たちを。 人生のノートを見返して、穴あきだけを読んでみる。 そ//

人は何故、生まれるのか。 人は何故、愛するのか。 人は何故、恨むのか。 人は何故、嬉しいのか。 人は何故、悲しいのか。 人は何故、生きようとするのか。 牛、豚、鳥を殺すことに何も思わない人々。 だ//

花が咲いた最後には、枯れて散ってしまう…。 彼女の花が枯れる、最後の時、彼は一生懸命水をあげていた。 あなたは最後まで枯れてほしくない花を見つけられた？

あの時、今の私だったら……って思うの。 でも、あなたは “あの時” の私を好きだったんだよね。 じゃ、この手紙を今のあなたへ届けるよ。 「今の私は駄目ですか？」

「なぁ、聞いたか？ “黒い人” がまた出たって」 「…黒い人？」 本を読んでいた私の耳に、そんな会話が聞こえてきた。 口裂け女、テケテケ、トイレの花子さん、ドッペルゲンガー……数多く存在する都市//

いつも、部屋の隅で蹲っている女の子ミミちゃん。 今日も部屋の隅で蹲っています。 「声が、きこえるの」 ミンナの声がきこえるミミちゃんは、いつも泣いています。 耳を塞いでもきこえる//

最近、私はふと思うのだ。 生命が存在しているのは一つの奇跡からだったと。

私は私を偽る。 あなたは偽りなく 生きていられる？

ドッペルゲンガーの正体、知ってる？ それは……………

ありがとう………… たった5文字の言葉が心に響く。 ただ それだけのお話。

別れがあって、出会いがあって。 誕生があって、失命があって。 人の人生の中で欠かせないこれらの、新しい誕生のお話。

今までの思い出に、サヨナラを告げて。 私は一歩、踏み出そうとする。 なのに、何であなたは後ろから引っ張るの？

中学の卒業式、私は『仰げば尊し』を弾いた。 指揮者に目をやると、殆どの人の顔が嫌でも目に入る。 その中でも目についてしまう君。 君のことを想いながらピアノを弾く。 想いを込めて、丁寧に。 君のことが//

人が “変わる” という事は、それだけの “何か” があるという事。 これは、ある姉弟のお話ーーーー

私が4歳くらいの頃ですかね？ 周り人は、今でも泣きながら話してくれます。 「あの時ね、あんたの弟は………」 でも、私からすると可哀想なのはおじいちゃんなんですよね。 皆さんは泣けました？（弟派） それ//