inaudible waves そとになにもきこえない世界のなかで私たちは何から逃げる
あなたの目に、写っているのは多分。この世界が壊れたあとの私たちの記憶なんだと思う。
何が見えていますか?
何が、聞こえていますか?
人は閉じ込められて、生きていくことに精一杯だ。
ディストピアにおこる、小さな戦争たち。
連作短編集です。
何が見えていますか?
何が、聞こえていますか?
人は閉じ込められて、生きていくことに精一杯だ。
ディストピアにおこる、小さな戦争たち。
連作短編集です。
circulation 回路に現れたもう一つの迂回路は、入ってはいけない迷路だから
病室で目を覚ますとぼくは、変調に気がついた。
僕の体と頭に起こったそれは、ぼくの機能を次々に奪っていって。逃げようとする事もできない。先週末に突然始まった、「もう一人の出現」でぼくだけがこんな事に//
掲載日:2016年 03月 05日
最終更新日:
2016年 03月 05日
キーワード:
SF
パラレル
終わり
始まり
脳
傾斜機能を備えた何かは、わたしたちのなかにひどく入り組んで
きみと、わたし。
凄く似たもの同士で。出会ったばっかりだけど、凄く好きになっちゃった。
きみがどこから来たのか、何しに来たのか。テレビとか、ネットとか、みてると段々分かってきたよ。
でも、まあ、気に//
掲載日:2016年 03月 04日
最終更新日:
2016年 03月 04日
キーワード:
SF
パラレル
戦争
現代
悪夢機械は重層に組み立てられた
ただの休日、祝典に出かけデートをし、一夜を過ごす。それだけの小さな一日のはずだった。しかし私はテロに遭遇してしまう。何も出来ずに傍観する時間は果てしなく続いて、私は立ち尽くす。
そして、ただの偶然//
掲載日:2013年 08月 12日
最終更新日:
2016年 01月 05日
キーワード:
ディストピア
ロボット
SF
戦争
管理社会
箱の中で猫は観察者を嗤う
目的不明の集団により居住試験区画が占拠され、奪還のために、人型重機兵と「棺桶」と呼ばれる自律走行機銃が管理局は放つ。
彼は、人気の無い通りを見つめて、トリガーを絞り続けた。
武装集団の運営する平//
掲載日:2013年 09月 10日
最終更新日:
2015年 12月 19日
キーワード:
ディストピア
ロボ
SF
戦争
管理社会