詩集

愛してる君を、手に入れても、手放さなくちゃいけない。 ……判ってるよ、僕じゃ釣り合わないってことくらいは。 でもせめて言わせて。 ――僕は……誰よりも君を愛してた。

君が泣きそうな時、くじけそうな時、しゃがみこんだ時。 僕は一緒にその重荷を背負うよ。 だから、君は無理しなくて、いいんだからね。

君を正しく愛せなかった。そんな僕が、世界の終わりに書いた最後の手紙。

好きだって言ってるじゃない、愛しているって何度伝えればいいの？ 僕を見てくれない君なんかいらない。だから……………… こんな冷えきった体をして、可哀想に。ごめんねごめんなさいごめんなさいごめんなさ//

僕は狂っている。だから僕は、また繰り返すんだーーこの歪な世界を。