ホラーとかミステリーとか　あれこれ

「いいなぁ。ちょっとちょうだい？」 そう言われると彩佳の身体はすくんでしまう。小さい頃から妹や弟にそう言われてきたからだ。 ※しいな ここみ様の「冬のホラー企画」参加作品です。 ※アルファポリスに//

筆者には霊感が全くありません。故に霊を信じていませんが、信じたい人は信じれば良いのだと思っています。 ※アルファポリス、カクヨムにも投稿しています

「私は小さい頃、絵を描くのが大好きな子供でした……」 これは、ある女性へのインタビューの記録である。 ※家紋 武範様の「牛の首企画」参加作品です。 ※アルファポリスにも投稿しています。 ※2/2//

「私ね、おまんじゅうとカップ酒が怖いの」 友人の望月とコンビニに買い出しに行った帰り、彼女は小学校２年生の時のトラウマになった出来事を語り始めた。それは立派な怪談だった。 ※公式企画・夏のホラー2//

市内の空き家で女性の絞殺死体が発見された。容疑者は隣の市に住む被害者の夫と、彼の隣人で不倫相手の女。夫にはアリバイがあり、女もあると主張したがそちらは崩れた。しかも女は「夢の中で女性の首を絞めました」//

「多分、僕はおかしくなってしまったのだと思う。 　ひとつの考えにずっと囚われたままでいるからだ。」 六歳の少年の耳にこびりついて離れない声。やがてそれは目にしたものと繋がり、彼の胸に秘密を作った。 //

昔々、あるところに鬼の頭領がいました。 頭領は何も悪いことをしていないのに桃太郎に殺されてしまいます。 そこからデスループが始まりました。 ※10/1 ジャンル迷子だったのですが、その他ジ//

「ホラー＝夏！」だと思うごく個人的な理由。 ホラーエッセイです。 ※アルファポリスにもホラー短編集として投稿しています

毎週木曜日の深夜に流れるラジオ番組。そのパーソナリティ、河井 猪湖には熱狂的なファンが居た。 ※ホラーコメディです。 ※夏のホラー2022参加作品です。

「……もしも、ゆき、という女だったら絶対に近づいちゃいけねぇ」 雪女の噂が立つ山の麓の定食屋で、そんな話を背中に聞きながら私は朝食をとった。そしてその山に登ると吹雪の中で彼女に出会ったのだ。 ※ホラ//

ある夜突然、赤い段ボールが宅配便で届いた。再配達を依頼した覚えもないのに。 ※アルファポリスにもホラー短編集として投稿しています。

まっしろだ。 大好きなラジオ番組の公開録音と知って、是非応募しようとした……はずが。

ある医者が、淡々と患者と話す様子。 ホラーショートショートです。

愛想も外見も良く、余裕のあるように見える男。 いつも男の機嫌を伺っている女は、予約の取れない人気店へ彼を連れていくことにした。 ※タイトルの「環」の読み仮名は「わ」です。 作中は果たして。

廃校のなかで響く、かくれんぼの「もういいよー」の声。 その声の主を見つけたのは美しいワケあり女性、粧子だった。 ※夏のホラー2021の為に書く予定が、締め切りに間に合いませんでした……。 ※202//

あなたのスマホのホーム画面にある、天気予報。 ここに不思議な力がもしも宿ったら……？ 世にも奇妙な物語っぽい感じで書いてみました。 （※本文中に絵文字が登場します） こちらは同じテーマの【ダーク//

バイト先で可愛い女の子を助けただけなのに、何故こんなことに……

「愛する存在が、たとえどんな姿になっても愛し続ける。他の男ではそんな愛を捧げることはできないだろうに…」 赤い丸い実を噛みながら物思う男と、彼に愛されている女の話。 ※ほんのりホラー＝意味怖程度//

「やめた方がいい。そのおふだには凄いモノが封印されている。剥がせば……」 ハ十を越えたかの様な無気味な声で、美しい女は言った。 ※第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞応募作品です。

俺の親友、隆太は霊が見える体質だ。いつも俺たち二人は小学校からの帰り、通学路から外れて潰れたホテルの前を通った。 「今日も居るのか？」 「居た」 そんな会話は日常だった。 やがて成長して大人になった//

その男は「不味いもの喰って長生きよりも旨いもの喰って早死にする」といい、好き放題をしていた。 男の末路は世にも奇妙で、そして悲惨なものだった。 ※しいなここみ様の「とんかつ企画」に参加しています。//