へんなの

　七月七日、二十三時。 　空から異世界が降ってきた。 　ひどい夜だ。人は降るしモンスターは降るし、城も山も滝さえ降ってきた。しかも飼い犬が女の子になるし妹はオークになるし、おまけに飼い犬の精神は異世//

　ある人物が過労死した。しかしその人にはやりたいことがあった。それは〝ＴＡＳ動画〟の作製だ。 　よほど未練だったのか、その人物は自分は動画を作製したかったゲームの主人公にＴＡＳという概念（守護霊）とし//

なんじゃ、おぬし、悩んでおるのか。 よいぞ、わらわにすべて打ち明けてみよ。 ん？　『お嬢ちゃんに話してもなあ』と？ わらわはこう見えて千年の時を生きておるのじゃ。人生経験は豊富じゃぞ。 エルフ？　違う//

　勇者は殺された。元仲間の手によって！ 　彼に味方する者もすべて惨殺され、彼の味方はもう猫一匹残るのみ。 「たしかにボクは猫だけれど、猫は道理と恩と、義理を知るニャ」 　英雄を悼む飼い猫と、英雄ととも//

ハゲがいた。彼は言う。「俺はハゲじゃない。髪を捧げていただけだ」と。しかし誰も彼の言葉を信じず、ついに彼は追放される。 しかし嘘ではなかったのだ！　彼は髪を神に捧げていた……捧げた髪の本数だけ強くなれ//

世界を救った賢者は、転生し未来で再び生まれた。 戦いに飽いた彼には夢があったのだ。『物語をつづる』という夢が。そして、つづった物語で、読者、ひいては世界中の人々を笑顔にすることを、夢に描いていた。 そ//

『国中の知的エリートが集う学園』に、とんでもない大天才が現れた。 　その知力、なんと『1000000』。平均の二万倍とか五万倍ぐらいある。ヤバイ。 　マジでヤベーので学園長から『バカとの付き合い方を覚//

エタってるシリーズの次話として投稿すると完結させられるであろうセンテンスです

彼女との最後の一週間。 お互いに素敵な幻を見ていた、平和だった時間の記憶。 ※テキストライブ配信でかいたやつ