その他短編（ホラー以外）

それは面接試験の日。 妙ちくりんなフンコロガシが俺の前に現れて、こう言ったのだ。 「パンパカパーン。おめでとうございます！　運が付きましたね」 はぁ？　こんな大事な日にいったい俺はなんの幻を見ているの//

自身の企画「誤字から企画」に置いています。 幸せってなんだろう？ 過去に付き合った彼は幸せの字を間違って書いていた。 土に羊の幸せを探しに行った「彼」を思う「私」の話。

白き魔女エイバスエンディアには憎っき魔女がいました。彼女は雪の降るある冬の朝、その仕返しをしようとその魔女におくりものを送りつけました。 だけど、仕返しというには不確実で、おくりものにしては迷惑なお話//

銘尾　友朗さま主催企画「笑顔でいこう企画」に参加させて頂きました。 自身の企画「誤字から企画」にもおいています。 誤字に悩むのは読者、作者だけではない。実は一番迷惑を被っているのは物語の主人公だった//

男は毎日同じことの繰り返しをしていた。どうにかしたいと思っていた。だけどできない。ある日、袖口にあるボタンが取れそうになっていることに気付く。 世間との関わりを求めながら、関わりを断ち切ってしまった人//

今年の夏は何もない。 押しつけられる形でもう既に亡くなった母方の祖母宅への帰省を命じられた私。家のメンテナンスを兼ねて、祖父母の遺影と共に帰省するのが毎年の我が家恒例行事なのだ。 何もない夏に何もない//

今見ている空は偽りの空。 時は未来。環境汚染が激しく、空は白く濁る世界。 空は害をなすものに他ならず、人類はその空に蓋をした。 そんな場所に生きる家族。しかし、その生活は「空」がないだけで、今とそれ//

不器用な人生を歩む私に訪れた出会い。それは『私』に人並みの人生を取り戻すようにもたらされたものだった。 夫との出会いによって人生はそんなに悪くないと思うようになった女性の話。 ちはやれいめい様主催の//

異世界転生、転移って知ってるかい？　常識？　あぁ、そう。じゃあ、おっちゃんのことは知ってるわけか。えっ、知らない？　じゃあ、経験なしってことか。 まぁ、その時になったら声かけるからさ。そん時はよろしく//

十五夜の日、彼と彼女は大きなため息をついていました。だって、彼は狼男。彼女はかぐや姫。狼男はその姿を見られて彼女に振られやしないかを悩み、かぐや姫は婚約者だと紹介しなければ、月に戻されてしまうかもしれ//

商店街の一角に芳しい珈琲香る喫茶店がある。そこへ入った私は妹と二人でお茶をする。社会になじめない私と社会になじんだ妹。でも、話をしたくて呼び出した。目の前に座る妹の後ろには女の人が座っている。そして、//

※エブリスタにも重複掲載しています。 おいらはご主人のために働く立派な白物家電。今日もご主人を快適にしてやることを第一に、立派に働いてみせますぜ！ AI化が進む今日。家電もお喋りしてしまう、そんな現//

量子力学ってなんだろう。 調べてみたけどよく分からなかった作者自身の感想を物語にしてみました。 ですので、ここで主人公が語っていることは、なんの裏付けもありませんし、勝手な解釈ばかりをしております。

黒森冬炎様の活動報告企画「変身2023」に参加しています。 もうこの家でずっと過ごすんだろうなと思っていた長女が急に「結婚しようと思っている」と言った。

なろラジ参加作。 あらすじはタイトル通りです。