逆さ虹の森の物語
今からずっと昔のこと。
一人の天使が地上に舞い降り、動物たちに知恵と火と言葉を与えた。
神は怒り、その天使をとある森の奥に封じた。
その森には逆さまの虹がかかるようになった。
逆さまの虹は、決して天に届かぬきざはし。
神の怒りが解けぬ証。
『逆さ虹の森』と呼ばれるようになったその森の、一番深い闇の奥で、天使は静かに世界を見守っている。『逆さ虹の森の主』として。
一人の天使が地上に舞い降り、動物たちに知恵と火と言葉を与えた。
神は怒り、その天使をとある森の奥に封じた。
その森には逆さまの虹がかかるようになった。
逆さまの虹は、決して天に届かぬきざはし。
神の怒りが解けぬ証。
『逆さ虹の森』と呼ばれるようになったその森の、一番深い闇の奥で、天使は静かに世界を見守っている。『逆さ虹の森の主』として。
根っこ広場のきつねさん
逆さ虹の森にある「根っこ広場」という名の広場に、一匹のキツネが住んでいる。
いつも柔和な笑顔を浮かべる紅い瞳のそのキツネは、ある日、一匹のヤマネコの少女と出会う。
寄る辺なく揺れる少女の瞳を優しく見つ//
掲載日:2019年 01月 07日
最終更新日:
2019年 01月 13日
キーワード:
冬童話2019
ハッピーエンド
シリアス
うそつきだあれ?
逆さ虹の森にある根っこ広場には、一匹のキツネが住んでいる。
ある冬の日、根っこ広場に狼の少年が訪れた。なにもかもがつまらない、そんな顔をして。
掲載日:2019年 01月 21日
最終更新日:
2019年 01月 21日
キーワード:
冬童話2019
に出しそびれた
シリアス