心霊世紀シリーズ

　東京某所にある教育機関『公立清雲高等学校』に、一人の少女がメキシコの高校から転校してきた。 　彼女の名前はカノア・クロード。 　パルクールと格闘技を少々嗜む以外はごくごく普通の……見た目はどこから//

　清雲高校で起きた事件をキッカケにして、世界が変わり始めてから早ひと月。事件解決後、生き残った者達は、世界の危機に立ち向かうための力を。世界の危機に立ち向かう者達と、共に戦うために必要な力を手に入れる//

　日本の霊的な公的機関に、民間霊媒師として登録している私――柳瀬一美はある日、昔お世話になった霊媒師オーレンさんの、お弟子さんから、そのオーレンさんのお孫さんを“事件解決まで”私の家にホームステイさせ//

　極道組織『名雲組』の組長の息子である名雲優には許婚がいる。その許婚とは、名雲組とは親密な関係の極道組織『飛崎組』の組長の娘で。そして彼女は、まだ優が小さい頃、優の双子の姉の勇がした“ある事”のせいで//

　ある夜の事。私は、マンハッタンの地下鉄駅で……不気味な男を見た。

　とある町の酒場で、私が聞いた伝承。その地域のどこかに【牛の首】なるモノを預かったとされる謎の村が存在し、そしてその村の事を詳しく知ろうとした旅人が……三日後に亡くなったという、伝承。私は、オカルトに//

　俺の母の話をしよう。俺の母は、俺や俺の兄弟姉妹を人工的に創った人間の一人だった。けれど敵対組織の襲撃やら何やらがあって施設が火に包まれ、そして……。

　目覚めた場所は、病院だった。 　そして、目覚めた私は……記憶喪失だった。 　原因は、交通事故らしい。 　私は、自分が誰だか分からなくて、とても不安で……怖かったけど。 　私を知る人がお見舞いに来//

　アメリカのマンハッタンにある国立大学に通う大学生アントニオは、幼馴染の女性ミリアと入学式以来の再会をした。しかし、再会した彼女はなぜか泣いていて。そしてその原因は、彼女と婚約までしていたとある社長令//

　私の名前は華沢怜子。推理小説が大好きな小学生。でもある日、学校のトイレにいる時に地震が起きて……？

　私が通っていた小学校には『トイレの花子さん』がいます。でもその花子さんは、他の学校に伝わる花子さんとはちょっと違ってて……。

　とある場所で、老人は子供達に語る。 　それは、彼らの先祖が《この場所》へと至るまでの物語。 　いずれ訪れる《変革》に向けた大切な物語。 ※本作はアンマンマンさん主催の『たぬき祭り』参加作品です。