童話シリーズ

ある所に『逆さ虹の森』と呼ばれる森がありました。 旅人が興味半分で森の近くにある村に訪れて村人にたずねると、そんな話は初めて聞いたと言います。 旅人は不思議に思いながら『逆さ虹の森』に入りますと、木の//

モグラさんは、生まれたときからずっと土の中で過ごしてきました。土の中が大好きで、外の世界に出ることなんて考えられませんでした。 ある日、うっかりオケラさんの家の壁を壊してしまった時、オケラさんが水浴び//

北風と太陽のお話では、太陽の勝ちで終わりました。 では、もしもこの北風と太陽が現代で再び勝負を仕掛けたらというお話。 かなり短めの短編です。

一匹のカエルが井戸の外にある大海を知り、大海を目指す童話風物語です。

ある村に住む夫婦の息子が泣きながら帰ってきた。 理由を聞くと、父親は息子にある昔話を語った。 これは昔々の話。 阿修羅と言われて追われた異国の娘と独り身で臆病な男である弥助との話である。

絵本はどんな子供でも一度は親に読み聞かせてもらえるものです。 やがて自分から声に出して読んで文字を読めるようになります。ですが、お別れもあります。 これは、そんなおっきい絵本のお話。

人魚姫。なぜ彼女は姫と呼ばれ、生まれ出たのだろうか。 どうして、彼女は、他の姉妹と異なる考えを持ったのか。 そして、人魚が歌を歌うと嵐が起きるのだろうか。 その原点は、北欧神話の海の神エーギルにあるの//

むだなもの。 世の中にはあふれかえっています。必要なものだけあればいいと思うことはよくあるでしょう。 でもむだなものは今すぐには使えません。 さあ、みんなで考えましょう。 むだなものとは何かを

ある港町にドラゴンがいました。 そのドラゴンは灯台に恋していると町の人たちから言われるほど、灯台の灯りが好きで夜その灯りを銀のうろこで反射しました。 そのおかげで、夜の海を遠くまで照らし町の人たちから//