世界樹

鴉天狗に産まれながら、髪の色で忌避され一族を追われ、人と妖の狭間に浮かんでは沈むように生きている。 そして、道を決めるまでのひと時。

駅で男を待つ女性は、何を思うのか。 人とは思えない整った顔立ちの彼女は牧師の青年を出迎え、吊るし上げる。彼女は何者なのか。 ソレは、普通の人間では決して無い。 世界の裏側で何が起き始めて居るのか。 ソ//

道に迷った娘の決断と、その道先。 彼女は何者なのか。それすらもが、一つの迷いなのかもしれない。 先は、光か、それとも闇か。