短編作品(4001～40000字)

※ラ○さんへ投稿したものに手を加えたものです。 私は佐倉日和。小学四年生です。 休みの日には、時たまおばあちゃんの家に遊びに行きます。 ある日、おばあちゃんが何かを美味しそうに食べているのを発見。そ//

※ラ○さんに投稿したものの改稿版です。 　たまに見る夢は、いつも同じ夕暮れ時。 　そしてそれは、俺と少女との記憶を呼び覚ます鍵でもあった。 　オレンジ色の景色の中、夢と現実を交互に進んでいくちょっ//

　春の陽気が心地よいある日。とある姉妹が美術室を訪れていた。 　来年度の『新入生部活勧誘会』。そのための絵を描くためだった。 　姉は妹にモデルを頼み、妹の彩矢もそれを了承。 　こうして、とある姉妹の//

　けして豊かではないけれど、ゆったりとした時間の流れる町――出笛町（でてきちょう）。 　その中心付近にある小さな商店街にも、すっかり冬の気配が漂っていた。 　その一角で、白い髪の幽霊少女めいりはぼん//