ショートショート1月〜日付特化編～

『1日』の特別感はハンパない。

2日の地味さに涙が出る。

3日坊主になりたくない。

4日には特にイメージがないまま大人になった。

5日努力できたら、何らかの成果が得られると信じている。

6日の扱いがわりとひどいと感じるのは…私が6月生まれだからなのかもしれない。

7日…それは1週間を構成する日数。7日目…それは新しい1週間を翌日に迎える日。

8日の、のうのうと平々凡々面をしてのさばっている感（気のせい）。

9日に思い入れのある人、なんかごめん……。

10日続いてしまった…、さて。これからどうなる。

そろそろメッキがはがれてきているような気がしないでもないが気にしない、何故なら今日がぞろ目でなんとなく縁起がいいから（よくわからない）

12月の12日だけは、どこそこ私の胸をアツくするけれども。

不吉を連想させ、人の心をかき乱すのは…13日、君だ。

隣に並ぶパートナーについてしばし考察したくなる日、それが14日。

15日を特別な日に制定するのは正しい選択である（たぶん）

勝手に16日に追い込まれてしまうタイプの人、いませんかね？

スーパーの入り口、SA、駅のエスカレーター横、量販店前、いろんな場所でアイスの自動販売機を見かけるたびに積極的に買いに行っている私としては些か申し訳なさを感じないでもない。

成人は18歳、カラオケの得意な曲は18番、ごく普通にのほほんとやってくるのは18日。

19日を迎えるたび、私は明日は20日だなと思うのだ。

20日もあれば、小さな大根は育つし、あのにっくきネのつくチュウと鳴く生物も増えるのである。

21という数字に近未来を感じ続ける人、さては私と同世代ですね？

そもそもからして、2の丸っこい上部、斜めの線、地を這う横線というデザインが秀逸なので（個人的感想）二つ並んだら最強説(*'ω'*)

23日は平凡中の平凡な日だとは思うが、12月だけは…なんとなく、ソワソワしがち。

24が付くと、途端にカッコよさがマシマシになる…まさに次郎系ラーメンのような（よくわからない）

25日の安定感が凄まじいと思うのは私だけではないはずだと己に言い聞かせてみる。

誰が何と言おうと、26日の風呂っぽさはピカイチなのである。

なお、仏壇の日としても、一部では広く認識されている模様…

ひと月が28日しかない…その事に追い込まれるものもいれば、安心感を覚えるものもいる。

29日と言えば、肉の日というイメージが拭えない私が人類の英知を語るなど…おこがましい。

30日で終わる月がある、その事がこれほどまでに己の限界を知る手立てになろうとは。

いやあ、ひと月を構成する日付の皆さん、心底乙です（何言ってるのかよくわからない）

問：結局何が言いたかったのか？　 答：すべてはある、以上