非開示一覧

皇族の語り部アトゥリナ少年は引きこもり人生からの脱却を目指し国外への旅を計画する。近場までの予定が嵐に見舞われ難破し、とにかく陸地へと魔術で『跳躍』した先は、地図にもない遙か大海の彼方の別大陸。 護衛//

異世界における何らかの調査をテーマにした短編ニ作品。 帝国辺境の伝説的な“虎狼族”について調査した役人の手記『知られぬように、ただ届け』 王の耳目として“神使”の実態を調べた役人の報告『とある神使の調//

『The Holy Evil』（https://ncode.syosetu.com/n9757ec/）の番外ですが、企画参加のため独立短編として投稿しました。 悪魔祓い専門の司祭である浄化特使の師弟が//

ある日どこからともなく現れた『白い蛮族』。我らの棲む沼の葦原に火を放たれ、戦になり、撃退してやったは良いが、なぜか一人の子供が置き去りにされていた。やむなく預かったものの、どうにも様子がおかしくて……//

今は昔、妖と御霊の跋扈する地にて。 里を襲った《災い》を背負わされ、追放された少年がいた。 流れ者の男と出会い処世の術を学び、占い師の女から巫術と労りを、見習い神官の少年から友情と知識を得て、己に憑い//

元高校生のあたし（高尾 遥）は半年ほど前に異世界に落っこちてしまい、現在は王宮で下働きの身。毎日、使用人食堂の美味しい賄いだけを楽しみに、真面目に健気に慎ましーく過ごしていたというのに、雇用主（銀髪イ//

小さな村の小さな祠には小さな神がいて、村人の願いを叶えてくれた。 次々に願いをかけにくる村人たちのなかで、ひとりだけ願い事をしない少年がいて……。 ※薄暗い昔話風、解釈投げっぱなしのモヤモヤした話。

『僕』が療養所で出会った老人は、己を騎士だと言った。妻の事も分からなくなっている彼が語るのは、何処にもない国の物語。