短編

珈琲のおいしい（と店長自慢の）しみったれた喫茶店でウェイターのアルバイトをしている木稲日 深陽（このみび みよう）。 彼が怪しい珈琲豆を掴んだ時、別世界の戦場にいた！ 巨大弓は登場するだけ。主人公に//

精霊の祝福により誰もが一つの魔法を授かり、その内容で人生が決められてしまう。だから貧しい少年レオは誰よりも魔法に憧れていた。しかし得たのは誰も見たことのない――貧相な草花を生むだけという、村一番の使え//

一人のゲーマーが新世代MMORPGに心弾ませながら、仮想現実世界での冒険に旅立とうとしている。 近未来ネトゲあるある！　カクヨム併載。

　長いこと中級冒険者止まりのアメリは、女には厳しい環境の中でも、どうにか暮らしている。しかし悩みは生活で手一杯なことではない。同じく冒険者で、ろくでもない男グイルを、頭から追い出せないでいることだった//

マイナー、ニッチなジャンルにおける質とは何か。 よく分からないたとえ話での分解を試みる。 小説に限らず、全ての娯楽関係の好みについて言えることではないかと形にしてみました。 趣味嗜好について考えを深//

目覚めると見覚えのない暗い森の中で星空を見上げていた。 どこかで見たような始まりは、終わりへの序曲だった。

たすけてください。――絶対に助ける。 孤独は互いの距離を量り損ねて、寂しさが心を閉じ込めてしまう。 奥様と旦那様、すれ違った二人の心が解ける日は来るのか。たかが子守の私だけれど、目を背けることはでき//