D〜R World

意味のない人生…惰性…
高校2年の夏、栗山秋斗はそんなことを考えながら、何の変化もないつまらない日常に生きていた。
両親は亡くなり、家では一人の秋斗。
特別友人が多いわけでもなく、恋をする彼女もいない。
こんな何もない灰色の日々に、絶望すら感じていた。

そしてとある日常を過ごしていると、秋斗の前に一人の男が現れる。
聞くと、この日常に満足していない秋斗のため、新しい日常を開くための「鍵」を与える、という。

そして秋斗は望む、新しい日常を。
そして後悔する、新しいニチジョウに。