風の音色に心をゆだねて　～シュバルツ王国女王の伝記～

後に、シュバルツ王国中興の祖と称されることになる女王の伝記。

小さな村に生まれた少女リズだが、国王のご落胤だということが判明してから人生が一変する。
女王として即位し、シュバルツ王国を統治しなくてはならない。
頼りになるが陰のある微笑みの騎士、突如現れた女王に不信感を隠さない摂政代理、野心溢れる侍従その他諸々とともに、リズの治世が始まる。