東端小国綾籠

作成ユーザ: 観夕湊
東の果てにある小国・小島綾籠の物語。

寄木職人と蝦蟇形の話

 栄州の水霊という地にある小さな邑に、吾爾という名の若者がいた。吾爾は手先が大層器用で、寄せ木で小物を作っては、町で売って生計を立てていた。  町と邑の間には深い森が広がっていた。吾爾が森を通る度に思//
作品情報 N9808GW 短編 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2021年 04月 07日
最終更新日: 2021年 04月 07日
キーワード: 和風 ネット小説大賞九