僕の部屋には座敷わらしが住んでいる

少年は高校を進学するにあたって寮生活を決意した。
親から離れて暮らすのは初めてだけど、どうにかなるだろう。
そう甘く考えていた少年に降り掛かる事件とは…？

「あの部屋はね…曰く付きなの」
少年は己を信じず、鑑みず、顧みない。
少女は他者を信じ、慈しみ、期待する。

夢から覚めた目をした少年と
座敷わらしの少女が
織りなす、「非日常的な日常」をどうかご賞味あれ！
※僕の部屋には座敷わらしが住んでいるの旧一章になります。