シグナルレッドの箱根駅伝

かつて書いた
『蒼太の箱根駅伝』のリメイクです。

今回は各登場人物の背景や人間関係を、
より深掘りしていこうと考えています。

そうなると、主人公を
蒼太一人に限定するのは
なんだか野暮だなという
感じがしましたので、

城西拓翼大学駅伝部の
全メンバーを主人公として
書いていこうと思いました。

くどい言い方をすれば、
現代社会にせよ、
大学駅伝にせよ、
脇役にしてよい人間になど
本来存在しないのでは
ないでしょうか？

なお、結末は
前作と変わることになります！

『たとえ報われなくても
前に進んでいく』という美学を
書いたのが前作の蒼太シリーズなら、

本作のテーマには、
『気合や根性では
どうにもならないことばかりの現代でも、
アツい気持（おもい）が報われて欲しい』

そんな願いを乗せています。