マッシヴでありながらさっぱりとしたお洒落ロイヤル短編集

　好きなんだよ。それなりに。

　誰だって、夢や妄想の一つくらいあったって良い。

　廃校間近の学校。片隅、そこに在るだけの存在。

　実在した一人の男が長年抱え続けた“ 戦い ”。 　これはその一部始終を描いたものである。

　誰が何を信じ、誰が誰を信じるのか。

　なんか書きたかった。だから書いた。

　わかめが好きなんです。

　一人の少女と一人の侍。その数奇なめぐりあわせ。

　ふと「この名前の由来ってなんだろう？」って思うこと、ありますよね

　恋愛には色んな形があって、そして人間にもまた、色んな形があって。

　おじさんは今日も一人、通学路に立ち続けるのだ。

　そんなこと言われたってしょうがないじゃないか！

　長い人生、こういうこともあると思う。

「お昼は何を食べたい？」 　そんな他愛のない日常会話の中に在るもの。

「今日は何の日？」 　そんな他愛のない日常会話の中に在るもの。

「これってどういう意味？」 　そんな他愛のない日常会話の中に在るもの。

　一方的に己が行く末を決められるということ。その有様を描いたセブンスターズ初のSFパニック作品。

　見つめる先に在るもの。

　象ってとってもかわいいんです。あんまアレだけど。

　父の仇討ちを誓った少女と、その仇と。

　自らを悔い、自ら選ぶということ。

　偶々が織りなす出会いを。

　己が行動の、或いは存在の意味とは何か。果たしてそれこそが存在するのかどうか。

　いつからだろう。それをそっと奥深くに仕舞い込んだのは。

　定年を目前に控えた男がたどりついた、趣味のお話。

　鹿を獲る。 　ただそれだけに命を賭した男たちがいた。

　ただひたすらに鬱陶しいということ。

　この一撃ですべてが終わる――――。

　その出会いは気まぐれか否か、果たして。

　いつもそこには黒い帽子の男がいた。

　ゴリラとは。 　※ノベプラからの自作移植。