ぶんげいぶ

岡本千夏は文芸部員だ。
しかし、この春で三年生が卒業して、部員は千夏一人になった。部員が五人以上いないと同好会に格下げになってしまう。
そこで急遽部員集めに奔走するようになった千夏。
そうして入部してきたのは、寡黙な美少女の那智しずる。しかし、彼女には「清水なちる」という小説家として活躍する裏の顔があった。
続いて一年生達も入って来たが、どれもこれも一癖も二癖もある者ばかり。
　しずるが学校のアイドルになったり、唯一の男子の里見大作と恋に落ちたり、更には千夏自身がコラムニストに抜擢されたりと、静かなはずの文芸部活動は大荒になる。
そんな部員たちをどうにかこうにかまとめて部を運営する千夏だった。

千夏としずるの文化系部活動、どうなることやら。