人戻し篇

　『明日』を迎えた瞬間、崩壊してしまう世界。そんな終末の地から転移した、魂を持つ機械人形の青年、クレオ・ランバート。 　彼が飛ばされた先は一見平和な、七つの人種が住む宇宙。だが残してきた家族の安否を//

ＬＷＰ調査部（Lost World People）として迎えた、ある休息日。初めての映画観賞を楽しんだクレオ達は、仲間の失踪の一報を受け取る。 　早速捜索を提案したが、何故か上司達に帰宅を命じられ//

「動くなよ！！」「わっ！！？」 　年に一度、連合政府内の勢力を二分する缶蹴り大会。半ば強制的に巻き込まれたクレオは、そこで二人の異能者に出会う。 　彼女等の力を借り、どうにかステージを進んでいく//

　行政の一端を担う不死族が残らず活動を止め、首都シャバムは混乱の極みに達した。 　失踪した不死王の捜索のため、手分けして候補地へ向かうクレオ達。蒼い海の街へと赴いた彼は、そこで『赤き世界』に迷い込む//

　身を挺して自分を庇い、大怪我を負ったシルク・タイナー。治療のため彼女を預けたクレオは、合流した同郷者と共に政府館へと帰還する。 　だがそこで告げられる、『赤き世界』の信じ難い事実。突然訪れた終末の//

　どうにか宇宙滅亡の危機を回避し、早一週間。未だ遠く療養中のシルクへ自責の念を募らせるクレオに、また新たなトラブルが舞い込む。 　友人アレクの職場であるトレジャーハンター協会で待つ間、管理人の勧めで//

　無事大怪我から回復し、防衛団の訓練に向かうシルクのエスコートを頼まれたクレオ。緊張に内燃機関をオーバーヒート気味にさせつつも、彼は役目を果たそうと奮闘する。 　だがその頃。街に潜む連続殺人犯は、ま//