ショートショート集

仕事帰りに花見をしながら一杯やるのが日課の岸本さん。だけど、いつも花見に行く公園に幽霊が出るという噂があると知って……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

私の彼氏は無口で無表情。おまけにまだ好きって言われたことがない！ 本当は私のこと、どう思ってるんだろう？ ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

雑貨屋で買った入浴剤。風呂に入れてみると…… ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

付き合うなら年上がいいな、なんて考えていた私。 どう見ても小学生としか思えない男の子にときめいてしまうのだけど……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

「あたしはいつまでここにいればいいの？　もう、どこも悪くないのに！　体だって普通に動くのに！　歩けるのに！　なのに、どうして外に出ちゃ行けないの!?」 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

世界は人で溢れているのに、僕の周りには誰もいない。僕は、さみしかった。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

口を開けばケンカばかりの二人が、流れ星に願うのは……。幼馴染みの二人のじれったくて甘い短編です。 ※エブリスタ、カクヨムにも掲載しております。

母の亡き後、一人で本屋を経営している父。その本屋は、母との思い出の詰まった店だった。ずっと続いていくと思っていた。だがある日、父が店をたたむと言いだして……。不器用な父と息子の物語。 ※カクヨム、エ//

溶けてしまいそうな熱さだった。いや、すでにどこか溶けている気がする。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

転校なんかしたくなかった。両親は新しい家だって浮かれてるけど、中学生はそんなに簡単じゃないのに。そんなことを考えながら学校からの帰り道。道に迷った私の前に現れたのは一匹の黒猫だった。 ※カクヨム、エ//

『15時からおやつサービスあります』 喫茶店の前に置かれた看板を見て、私は子どもの頃のことを思い出す。 友だちの話す、お母さんの作ってくれるおやつは私の憧れだった。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載し//

気難しかった夫に先立たれて数ヶ月。本棚の中に見慣れない包みを見つけた。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

アホの弟が我慢大会をしようなんて言い出した。ちょうど退屈していたところだったし、やってもいいなんて答えたら家族を巻き込んでどんどん準備をし始めて……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

『遠き山に日は落ちて』その音楽を聴くと子どもの頃の約束を思い出す。子どもの頃の私にとって、それは昼と夜の境界だった。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

憧れの先輩から肌が荒れている、なんて言われてしまった俺。初めてスキンケア用品なんて買ってみた。恋をしたら綺麗になりたいと思うのは女性だけではないのかもしれない。だけど、やっぱり……。 ※カクヨム、エ//

今日は最高にツイてない日だ。 遅刻をして先生に怒られたところを好きな男の子に見られ、やったはずの宿題を忘れ、更に追い打ちを掛けるように思いっきり転んだ。 しかも、これ以上ひどいことなど無いと思っていた//

レッドは最高にかっこいい色。そのはずだった。　 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

クリスマスだというのに、ぼっちの俺はサンタのバイト。バイトが終わればとぼとぼと帰宅。そんな俺の前に現れたのは……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

お正月になるとみんながお年玉をくれるのが楽しみだ。でも、すぐにお母さんにとられてしまう。いとこで年上の奈々ちゃんがこっそりくれたお年玉。それを握りしめて僕は駆けだした。 ※カクヨム、エブリスタにも掲//

幾多の苦難を乗り越えて、探し求めていた財宝を見つけたハカセと助手。二人を待ち受けているものとは!? ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております

みんな、どうやって人を好きになるんだろう？　友だちはみんな、あの先輩がかっこいいとかクラスの男子が気になるとか言っているけれど、私にとっては恋愛なんてお話の中の出来事としか思えない。私にもわかるときが//

オタクの僕に奇跡のように出来た彼女。幸せなはずだった。僕の部屋から大切な大切なコレクションが消えるまでは。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

結婚してから数年、妻は子どもの世話に掛かりきりだ。幸せなはずの毎日。だけど何かが足りない。付き合っていたあの頃に帰りたい、なんて思っていたある日。会社を出た僕は、昔の妻によく似た人を見付けた。 ※カク//

気がつくと俺はデパートの屋上にいる。会社をリストラされてから毎日と言っていい。俺は何をしているんだろう。こんなところで。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

小さな頃から男の子に間違えられる私。好きな人にまで、男友達みたいだと言われてしまう。だけど、いいんだ。隣にいられるのなら。 ※エブリスタにも掲載しております。

『見ているだけの簡単なお仕事』という謳い文句につられて、ただの好条件バイトに応募しただけのつもりだった。確かにそれは、ただ見ているだけのお仕事だった。そう、ただ見ているだけの。 ※カクヨム、エブリスタ//

夢のキャンパスライフを目前に異世界転生をしてしまった僕。勇者として戦い、遂に魔王との決戦前夜を迎えた。明日、魔王を倒したら伝えようと思っていた一緒に旅をしてきた大切な少女に。ずっと一緒にいてくださいと//

クラスの気になる男の子、井上君に今年こそ話し掛けたい！　人見知りするような私じゃない、全然違う私に変身したい！　恋する乙女なら誰だってする、ありきたりな願い事をしただけなのに！　変身って、そういうこと//

昔は待ち合わせをするにもお互いに連絡が出来なくて大変だったけれど、段々と通信手段は発達して便利になった。だけど……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

病室で家族に囲まれて、静かに息を引き取ろうとしている女性がいた。思い残すことなんて、もう無いと思っていたけれど。思おうとしていたけれど。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

走ることは生きることだった。生きるために、仲間たちを守るために。今日を生きることに、ただ必死だった。何もくれなかった神様が、たった一つくれた俺の足。誰にも捕まらない自信があった。だけど、ある日……。 //

世の中には復活するものとしないものがある。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

コンビニのバイト中に来たお客さんが店長を呼べと怒り出し、更に自分は神様だと主張した。「お客様は神様」だと。だから、僕は嬉しくなって言った。「僕もなんです！」 ※小説家になろう、エブリスタにも掲載して//

書類によくある職業欄。何も考えずに記入できる人もいれば、そうでない人もいるんです。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

ある日、宇宙人がやってきて地球人を全て眠らせてしまった。元々寝付きの悪かった私だけを除いて。 私には世界中の誰もが眠っていても起きていて欲しい人がいた。 けれど、彼も他の人と同じように私を置いて眠り続//

嫌な上司のいる会社を一日でも休みたい！　そんな私が見つけたのは病気のレンタルサービスだった。これで本当に仕事を休めるならと半信半疑で使ってみたら……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

長い旅の末、遂に大魔王の部屋の前まで辿り着いた勇者一行。 しかし、 「すまんっ！　急に腹が痛くて！　俺ちょっとトイレ行ってくる！　大魔王の部屋、先入ってて！」 勇者は仲間を残し立ち去ってしまった！ //

ずっと一緒にいたかった。 離れたくなんてなかった。 あなたは私の大切な家族だから。 だけど、それがもう抗えないものならば……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

大輝には彼女が三人いる。三人がそれぞれに魅力的なのだから全員と付き合いたくなるのはしょうがない。もちろん三股を掛けているのは彼女たちには秘密だ。モテまくりで幸せな日々。けれど、彼女たちには実は大輝の知//

寝付きの悪い子どもだった私の息子は、もちろん寝付きが悪い。寝かしつけるにも一苦労だ。 そんな私に夫が寝かしつけを変わると言ってくれた。 夫の言葉に甘えて少し休むことにした私が、うとうとしながら思い出す//

美結は一人でいるのが好きでいつも図書室で本を読んでいる。 そんな美結にも明るくて誰とでも話せる有紗は時々話し掛けてくる。 美結はそんな有紗みたいになってみたいと時々思う。 有紗みたいに誰とでも仲良くな//

仕事のミスで上司には叱られ、後輩には笑われる。更には残業。 散々な日だった。 だけど、家に帰れば……。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

私には好きな男の子がいる。 同じクラスの羽田君だ。 だけど、私なんかが羽田君と付き合えるはずがない。 だから、見ているだけで充分なんだ。 それなのに、胸が苦しいのはなんでだろう。 ※カクヨム、エブリ//

俺は誰にでも優しいらしい。 そんな俺を好きだといってくれる女の子はこれまでに何人もいた。 だけど俺は恋が出来ない。 学生時代に別れてしまった彼女が今でも忘れられないから。 そんな俺の前に、その彼女が現//

「もう、会えるのは最後だね」夕暮れの教室で君は言った。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

高校生の頃に初めて好きになった彼女。 デートっぽいものもしていたけど付き合っていると確認もしたことがなく、微妙な関係だった。大学に進学すると段々と疎遠になってしまい、忘れられない初恋になってしまってい//

お年玉をつぎ込んで惚れ薬を手に入れた私。 後はこれを好きな人の給食に入れるだけで……!? ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

旅行が大好きだったおばあちゃん。 今はどこにも行けず、病院で入院している。 ある日、おばあちゃんが私に言った。 ※カクヨム、エブリスタにも掲載しております。

夏がいつまでも終わって欲しくないなんて、そんな感傷にひたっていられたときもあったけれど……！

補習を終えて帰宅途中で、クラスの地味系女子を見かけた。 彼女のことはなんとも思ってないというか、なんの意識もしてなかったはずなのに月の光の下で見た彼女の姿は、とてもキレイで……。 ※エブリスタ、カク//

子どもの頃から、私だけに聞こえる声。 その声は、苦しそうにしていたり、嬉しそうにしていたりする。 その声の主が誰なのか、ずっとわからなかった。 だけど、あるとき気付いてしまった。 その声の正体は、きっ//