歌と詩

見上げれば、いつもと変わらぬ空と雲。 流されるままのあの雲は、一体どこへ向かうのか？ 私もあなたも変わらない。 流されるままに生きている。

ねえ今なにしてる？ 暇なら私の話しを訊いてよ。 くだらないけど、ちゃんと訊いてね？ 私の感じたこの思い、伝わるかな？ 繋がっているはずなのに、こんなにも違う世界。

あぁ、また遇ったんだね。 君とあうとどうしても泣いてしまうから。 頬を伝って溶け落ちる涙が、君の為になるのなら。 この涙は枯れることはないだろう。

微睡む瞬間、扉が開く。 もう一つの僕の世界。 懐かしいのに、知っているのに、思い出せない。 あれ…なんだっけ？ 僕の夢は、なんだろう？

ボクは嘘が大好きだ。 あらぬ噂を流すのも。 人にそれをなすりつけ、ボクは高みの見物だ。 どうしようもなく、最低な、ボクの性格。

使い古した私は今日、生まれ変わる。 どんな感じになるのかな？

君と僕は近すぎて、気づけなかった。 離れてわかったこの気持ち。 君がいないと、淋しいよ。

今日はなにして遊ぼうか？ 先にいって、待ってるからね。

誰かに憶えていてほしかった。 私が此処にいた証。 私のために涙する あなたを識れて、倖せでした。

たとえそれが、 ──…偽りのものだとしても。

今日もまた 手紙を持って、夜の海へと浮かんで沈む。

春風に舞った花びらが ふわりと笑う きみに似ていた──。

きみが、僕の想いに応えてくれるのを待ってるよ。 振り向いてくれることを、待ってるよ。 気づいてくれることを、待ってるよ。 ここでずっと、きみが来るのを 待っているよ──。

──…愛して、哀して。

賑やかな夏の音とともに、あなたが笑ったような気がした。