短編集『トタン屋根を叩く雨粒のような』

隣の人の人生をあなたは知らない。
隣の家族の人生をあなたは知らない。
人は話を聞いてもらうことに飢えている。
それはトタン屋根を叩く雨粒のように鳴り続けている。
現代の話から未来の話まで。
バッドエンドからハッピーエンドまで。
２０２４年１０月から１２月。スマホのメモ帳に書き始めた短編小説たちを１つのシリーズとしてまとめた。

とある作家、『僕』の見た世界。

彼にはやり残したことがあった。

「俺はここにいるぞって、叫んでるんです」

「自分のことしか考えてないんでしょうね。恥ずかしいです」


※基本的にどの短編から読んで頂いても問題ありませんが、『Look Alive』と『優帰』は順番通り最後に読んで下さい。