作成ユーザ: katari
自然信仰と語りの力をめぐる連作群。
自然とつながる者(器)は、語りを通して記憶を受け継ぐ。時代が変わりながらも、つながっていく語りの世界。

語り継ぐ器

自然が語り、土が記憶する時代—— 森と水に囲まれた村・シネプカでは、精霊の声を模様に刻み、器に宿す「語る者」が静かに暮らしていた。 少女アシリは、風の声に導かれ、土器に渦巻きを描く。それは語りの始まり//
作品情報 N4191LE 完結済 歴史〔文芸〕
掲載日:2025年 10月 07日
最終掲載日:2025年 10月 07日
キーワード: 秋の文芸展2025 古代 幻想

風を呼ぶ器

風が通る村には、祈りが宿る。 山と棚田に囲まれた静かな集落・ハネサト。 風が葉を揺らし、水が稲を潤し、鳥が空を舞う—— そこでは、自然の声に耳を澄ませる暮らしが続いていた。 風を読む者、火を扱う者、馬//
作品情報 N6098LE 完結済 歴史〔文芸〕
掲載日:2025年 10月 09日
最終掲載日:2025年 10月 09日
キーワード: ESN大賞9 秋の文芸展2025 古代 幻想

火を聴く器

はるか古の時代、神々が降り立ったと伝えられる火嶺郷(ひみねごう)。 地の奥に火を宿すその地では、代々「火巫(ひみ)」と呼ばれる一族が、火の語り部として土地の記憶を受け継いできた。 早春のある夜明け前、//
作品情報 N9883LF 完結済 歴史〔文芸〕
掲載日:2025年 10月 19日
最終掲載日:2025年 10月 28日
キーワード: 秋の文芸展2025 古代 幻想

水を読む器

時は11世紀末、平安時代後期。 主人公、北条博頼(ほうじょうのひろより)は、藤原氏の末端に連なる低位貴族でありながら、その類稀なる知性で中務省(なかつかさしょう)の内記(ないき、文書官)を務めている。//
作品情報 N8093LI 連載中 歴史〔文芸〕
掲載日:2025年 11月 11日
最終掲載日:2025年 11月 21日
キーワード: 秋の文芸展2025 古代 幻想