「わ」たしから「あ」なたへ

作成ユーザ: 日浦海里
わたしの気持ちはわたしの自分勝手かもしれない
君の気持ちも君の自分勝手なのかもしれない

それでもあいしてるって気持ちは本当

うまく伝えられないまま
感情だけを零してしまっているわたしは自分勝手で
うまく伝わらないままで
感情を汲み取ってくれている君に救われてばかりで

だから信じたくなかった
伝えられた事実を

これが今まで動かなかった自分への報いだとしても

でもね
縛られてほしくないから忘れてほしいって願うのは君の勝手だよ
わたしが泣かないようにと願ったのだとしても
それは君のわがままなんだよ

わたしのことを思って嘘を吐く君は自分勝手で
君のことが好きで願いを聞けないわたしも自分勝手で

動けなかったことへの報いがこれなら
その報いは受け止めるべきで
動けなかったからこその報いなのだから
この報いはただ受け止めてはだめで

逆らったからと言って戻れなくても

話したい 日を追う毎に 膨れてく
平気なフリは 本当とウソと

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突き放したのに待ってるなんて自分勝手だ
叶わないって分かってる
分かってるから、もし叶ったら
ありえないことも起きるんじゃないか
そんな願掛け

居なくなることが分かってるのに
縛られてほしくないって思ってるのも本当だけど
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自分の居場所が少しずつ狭まっていく時の気持ちをわたしは知らない
君がわたしから少しずつ遠のいていく時の気持ちなら
いくらでも知ってるつもりだったけど
それも知ってるつもりだっただけ

わたしの想いは自分のことばかりで自分勝手

以前はそんなことはないって思ってた
今はその通りだったって分かってる

ねぇ、知ってる?

想いを自覚するって、強くなるってことなんだよ

病むときも いつも傍にいる 揺るがなく
永遠に続く 夜の中でも

-----
扉の向こう側
真っ白な部屋の先に
未来があるのかどうかなんて
誰も知らない

僕はいつも自分勝手だったけど
君もいつも自分勝手だったから

誰かを想うことなんて
そういうものかもしれないけれど

だったら明日を願うことも
そういうものでいいのかもしれない
-----

……それも君がいなきゃ

「わ」から「あ」へ

わたしの気持ちはわたしの自分勝手かもしれない あなたの気持ちもあなたの自分勝手なのかもしれない それでも あいしてる って気持ちは本当だから
作品情報 N4269IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 09日
最終更新日: 2023年 10月 11日

赤ら顔に灯る熱

うまく伝えられないまま 感情だけを零してしまっているわたしは自分勝手だ うまく伝わらないままで 感情を汲み取ってくれている君に救われてばかりで 変えられない 君への想いが 苦しくて 嫌悪している //
作品情報 N4840IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 11日
最終更新日: 2023年 10月 11日

彼の先に咲くから

苦しいって思ったのはわたしの勝手だ でも、他にも勝手なことはたくさん考えた それでも もういいや って思ったことへの罰なんだろうか
作品情報 N4910IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 12日
最終更新日: 2023年 10月 13日

逆らったら戻れるのかな

願いは叶うって思い込みたい自分は勝手だ 言葉にしないのに伝わってなんて自分は勝手だ だから、これは報いだ ただいまは ちぎる事無い 繋がりを 手のひらに置き 留めても置けず
作品情報 N4913IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 13日
最終更新日: 2023年 10月 13日

今この時は 宝なんだ

縛られてほしくないから 忘れてほしいって願ったのは「わたし」の勝手だ もしもだめになっていくとしたら 絶対にわたしは泣いてしまうから 大切な思い出が辛い思い出で塗りつぶされるよりも前に また明日って//
作品情報 N4973IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 14日
最終更新日: 2023年 10月 14日

長良橋の向こう側

わたしのことを思って嘘を吐く君は自分勝手だ 君のことが好きで願いを聞けないわたしは自分勝手だ 動けなかったことへの報いがこれなら その報いは受け止めるべきだ 動けなかったからこその報いなのだから こ//
作品情報 N4982IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 15日
最終更新日: 2023年 10月 12日

帆の先はまだ昏く

----- 突き放したのに待ってるなんて自分勝手だ 叶わないって分かってる 分かってるから、もし叶ったら ありえないことも起きるんじゃないか そんな願掛け 居なくなることが分かってるのに 縛られてほ//
作品情報 N5346IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 16日
最終更新日: 2023年 10月 16日

あの山へはまだ

自分の居場所が少しずつ狭まっていく時の気持ちを わたしは知らない 君がわたしから少しずつ遠のいていく時の気持ちなら いくらでも知ってるつもりだったけど それも知ってるつもりだっただけ わたしの想いは//
作品情報 N5348IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 17日
最終更新日: 2023年 10月 13日

夜(よ)を過ぎたら朝は来るから

----- 扉の向こう側 真っ白な部屋の先に 未来(あした)があるのかどうかなんて 誰も知らない きっと無い、と諦めてるから 記録を燃やしたわけでもない もしもの時を考えただけ 忘れてもらえるように //
作品情報 N5352IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 18日
最終更新日: 2023年 10月 16日

心から笑えたなら

君の病室に君は居なかった 君は扉の向こう側にいて もう一度顔を見た時には 君はわたしを見てくれなかった 目を背けられたわけじゃない その目が開かなかっただけ 眠りから覚めるかどうかは 本人次第なん//
作品情報 N5355IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 19日
最終更新日: 2023年 10月 18日

もう一度 「わ」から「あ」へ

願いなのか 記録なのか 記憶なのか 伝えられたのか 届けられたのか 誰から誰への言葉なのか あいしてる いつまでもなんて 嘘みたい 永遠はない 終わりはあるから だから いつまでもじゃなく//
作品情報 N5357IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 20日
最終更新日: 2023年 10月 20日

「わ」たしから「あ」なたへ

わたしの気持ちはわたしの自分勝手かもしれない 君の気持ちも君の自分勝手なのかもしれない それでもあいしてるって気持ちは本当 うまく伝えられないまま 感情だけを零してしまっているわたしは自分勝手で //
作品情報 N5396IL 短編 詩〔その他〕
掲載日:2023年 10月 20日
最終更新日: 2023年 10月 20日