検索除外作品

同じクラス、同じ委員の野田くんのことは、前からいいなって思っていた。 そんな彼と放課後二人で過ごしていて、その場の流れで「実は今日、告白ゲームされたんだ」と、テニス部の広田くんとのことを話してしまった//

願いごとはしない。願うことはしない。願いの言葉を紡ぐだけ。 会いたい。会いたい――ただ願言（ねがいごと）を紡ぐだけ。 …なーんていう詩をしたためた秘密の手帳を、あろうことか、一番知られたくない同期の男//

夏の夜、わたしは決意した。 今夜だ、と。 ずっと好きだった幼馴染に気持ちを伝えるのは今夜だ、と。 --- ピアプロにて、photaena様の素敵な曲にわたしの歌詞をのせてもらえました。 その曲のイメー//

まだ春だというのにうだるように暑くて、わたしは恋人と戯れてばかりいたとある夏のことを思い出してしまった。 そうやって恋を楽しんでいたのだ。 人には言えない、甘くて蕩ける戯れで――。 こちらは詩先で作//

わたしがわたしではないような。 俺が俺でないような。 恵まれた条件を備えている二人の人物は、なぜか得体の知れない違和感と苦しみを抱えている。 そして「私」はペンを握る。 自分の願いをかなえるため、ペン//