夏のホラー参加作品

作成ユーザ: 水泡歌
公式企画「夏のホラー」参加作品です。

「雨漏り」

「最近、縁側が雨漏りするのよね」 母から困ったように電話があったのは梅雨入りが発表されて数日経った頃。 心配になった僕は金曜日、仕事終わりに様子を見に行くことにした。 夏のホラー2025参加作品です//
作品情報 N6910KS 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2025年 07月 14日
最終更新日: 2025年 07月 14日
キーワード: 夏のホラー2025 執筆応援フェア

世界の底

夏のこと。それはSNSに突然現れた。 あまりに透明で幻想的な青。ただそれだけが写った写真。それが「何」なのか。明確には書かれていなかった。 ただ、それにはひとつの文章が添えられていた。 世界の底を見た//
作品情報 N0779JJ 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2024年 08月 02日
最終更新日: 2024年 08月 02日
キーワード: 夏のホラー2024 ネトコン13感想

おふたりさま

木之下 若葉。18歳。 大学生になって、寮の近くのトンカツ屋さんでアルバイトを始めた。 一緒に働く店長も優しくて、今のバイト先を私はとても気に入っている。 気に入っているんだけどひとつ気になることがあ//
作品情報 N0772IW 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2024年 07月 25日
最終更新日: 2024年 07月 25日
キーワード: 夏のホラー2024 ネトコン13感想

手繋ぎ坂

会いたい人がいるのなら綺麗な死人を見つけなさい。 そんな言葉が私のもとに届いたのは夏のこと。 蝉の声がうるさい日。 ひとりぼっちの部屋でぼんやりと携帯電話を見ている時だった。 日々入ってくる溺れるほど//
作品情報 N5572IH 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2023年 07月 04日
最終更新日: 2023年 07月 27日
キーワード: 夏のホラー2023 ネトコン12感想

呪いのラジオ

呪いのラジオって知ってる? そんな噂がネット上で流れ始めたのはとある夏のこと。 フリマアプリに頻繁に出品される古いラジオ。 その安さに飛びついた落札者は後悔することになる。 21時。 それは鳴り始める//
作品情報 N8227HT 完結済 ホラー〔文芸〕
掲載日:2022年 08月 06日
最終掲載日:2022年 08月 06日
キーワード: 夏のホラー2022 呪いのラジオ

この指とまれ

母の葬儀を終えて実家へと帰ってきた俺は机の上に1枚のメモ用紙が置かれていることに気付いた。 そこには母の文字でこんな言葉が書かれていた。 「かくれんぼする人、この指とまれ」 こんなメモ置いてあっただろ//
作品情報 N7488HB 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2021年 07月 08日
最終更新日: 2021年 07月 09日
キーワード: 夏のホラー2021 母と息子

御命切符

とある夏の日、ある言葉がSNS上で話題になった。 「御命切符(おいのちきっぷ)」 きっかけはひとつの投稿だった。 掌に載った白い切符。そこには今日の日付が印字されていて、その写真と共にこんな言葉が添え//
作品情報 N0326GK 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2020年 07月 27日
最終更新日: 2022年 10月 13日
キーワード: 夏のホラー2020 不思議な切符 SNS

交換

いつもの病院。医者に「あなたはどうしたら生きたいと思えるんでしょうね」と問い掛けられた日。 病院の中庭にあるベンチで「死にたい」と呟いた俺は一人の少年と出会う。 少年は俺に言う。 「その願い、叶えてあ//
作品情報 N6433FR 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2019年 08月 13日
最終更新日: 2019年 08月 13日
キーワード: 夏のホラー2019

おっさんとぼうずの七日間

ぼくとその人が出会ったのはお皿が割れた夜だった。 体育座りをして空を見上げていると大きなスーパーのふくろを持ったおじさんが話しかけてきた。 「こんなところで何してんだ、ぼうず。お父さんとお母さんは? //
作品情報 N2309EY 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2018年 08月 14日
最終更新日: 2018年 08月 18日
キーワード: 夏のホラー2018 虐待

「あなたの彼女」

うだるような暑さの夏。 教授の都合で受けるはずだった授業が休講になり、暇つぶし出来るものを探していた僕は1つのアプリに目が止まった。 「あなたの彼女」 どうやらアプリの中の「あなたの彼女」との会話を楽//
作品情報 N0339EX 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2018年 07月 23日
最終更新日: 2018年 07月 23日
キーワード: 夏のホラー2018 和ホラー

てっぺんついた

ぼくがこの観覧車に閉じ込められてどれくらいの時間がたったんだろう。 ぼくにできることは観覧車をゆっくりとまわすことだけ。 ぎしぎしとさびついてきしむ観覧車のてっぺんで、暮れていく死んだ遊園地を見下ろし//
作品情報 N1980ED 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2017年 07月 21日
最終更新日: 2017年 07月 21日
キーワード: 夏のホラー2017 観覧車

「誰か」

夏。父が死んだ。 火葬場で喪服に身を包み涙を流す母の横で、私は一滴も泣くことが出来ないでいた。 私の父は30年前に死んだ。 誰も信じてくれないが、私が10歳の時、亡くなった。 火葬炉に入れられていく父//
作品情報 N2787EC 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2017年 07月 06日
最終更新日: 2017年 07月 06日
キーワード: 夏のホラー2017 ミラーハウス メリーゴーラウンド 父と娘

裏野ハイツへようこそ

私、裏野ハイツの大家をしている裏野と申します。少しでも住みやすい場所である為、私は時々、それぞれのお部屋の様子を伺いに参ります。 さて、皆さま、幸せに暮らしていらっしゃるでしょうか。 夏のホラー20//
作品情報 N2434DL 短編 ホラー〔文芸〕
掲載日:2016年 07月 31日
最終更新日: 2016年 07月 31日
キーワード: 夏のホラー2016 裏野ハイツ