ふしぎの庭

作成ユーザ: 天川ひつじ
平安時代っぽい時代をイメージした、ちょっと不思議な物語。
単独でも読めますが、春からの続き物でもあります。京都弁っぽい会話が多いです。
春はハナ。夏はチョウが主人公です。秋は主人公不明。冬はコウ?

春の花

ある春の日。ハナは手毬を追って庭の奥へ。 「ワシを助けてくれたら、一生お主に仕えたる」 「はぁ? 何を突然言うてはりますの」 大きな岩のところに目が2つ、ついていた。 ハナは、その岩のところにまで//
作品情報 N1473DW 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2017年 03月 13日
最終更新日: 2017年 03月 13日
キーワード: 不思議系 平安時代っぽい世界 京都弁っぽいのが多い 人間 精霊 陰陽師っぽい世界

夏の蝶

ある夏の日。チョウは町で買い物を。 「うらめし、や・・・うらめし・・・」 露台にならんでいる美しいかんざし。 なんや、けったいなもん(意訳:変わった妙なもの)ついてるわ。 ※平安時代っぽい世界//
作品情報 N1721DW 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2017年 03月 14日
最終更新日: 2017年 03月 14日
キーワード: 日常 不思議系 平安時代っぽい世界 京都弁っぽいのが多い 幽霊 陰陽師っぽい世界 あっさり

秋の風

ある秋の日。コトは甥の屋敷を訪れた。 心地よい風。庭の木々が揺れ、色づいた葉が舞い降りる。幼い子が遊んでいる。 懐かしい昔を思い出した。 「雅俊さん。あんたのお母さんな、生前、不思議な事を言うては//
作品情報 N1991DW 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2017年 03月 14日
最終更新日: 2017年 03月 14日
キーワード: 日常 不思議系 平安時代っぽい世界 京都弁っぽいのが多い

冬の月

冬。空に月が浮かんでいた。 毛皮で守られていた体から、頭髪を除いて毛が抜け落ちた。 剥き出しになった皮膚に驚き腕を見つめれば、己が普段に無い姿勢で地面に座り込んでいると気づく。 己の姿を見回せば、これ//
作品情報 N2658DW 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2017年 03月 16日
最終更新日: 2017年 03月 16日
キーワード: 不思議系 平安時代っぽい世界 京都弁っぽいのが多い 異種間交流

守護の心得

あの騒ぎから数年後。 「あいつめ」 母親、兼、監視役であるコウは唸り、小娘に二度目の接吻を試みる息子の頭部にげんこつを落とした。 息子の愚行に目を光らせる。 ※短編『冬の月』から数年後。誰得の守り神//
作品情報 N3451DW 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2017年 03月 17日
最終更新日: 2017年 03月 17日
作品に含まれる要素: R15
キーワード: 異類婚姻譚 不思議系 守り神の心得 異種間恋愛 続編のおまけ話