杖屋さんシリーズ
魔法使いの必需品『杖』を売る職業、杖屋を営むアイリス。
彼女は、ある日、店の前に一人の少年が倒れているのを発見する。
倒れていたのは、暴走した魔物に村を襲われ、全てを失った少年ローレル。
そんな彼が持っていたのは、両親からもらった『形見の杖』だけだった。
二人は共同生活を始めるが、やがてローレルは『形見の杖』をアイリスに売り、王都へと旅立つ。
しかし、この『形見の杖』は、何の魔力もない『ただの木の棒』だった。
月日が流れ、アイリスの杖屋に訪れた馴染みの客から、『伝説の杖』の話を聞かされる。その話にアイリスは、なぜか心がざわめいた。
ローレルに『形見の杖』を返さなければならない。
アイリスはそんな思いから、『ただの木の棒』を片手に旅に出る。
――だが、この時、大自然災害『ドラゴン』が目覚めているのではないか、との噂が流れていた。
二人の『魔法の杖』をめぐる冒険の物語が、ここに幕を開ける。
魔法使いと杖屋さん
魔法使いの必需品『杖』を売る職業、杖屋を営むアイリス。彼女は、ある日、店の前に一人の少年が倒れているのを発見する。
倒れていたのは、暴走した魔物に村を襲われ、両親を亡くし、全てを失った少年ローレル//
掲載日:2020年 09月 05日
最終掲載日:2020年 10月 18日
作品に含まれる要素:
R15
残酷な描写あり
キーワード:
冒険
魔法
男主人公
女主人公
杖
シリアス
ハッピーエンド