ホシタネの短編集

日常に疲れた学生達の話

春に別れを体感し、そして出会いにせまる話です。

一度壊れてしまった友情はそう簡単に修復出来ない。 そんな私達を再び結びつけたのは、あの桜の木だった。

摩訶不思議な出来事を前にして、決意した人生の先へ

そんなつもりでは無かった。ちょっとした事の筈だった。しかし、それは時として取り返しのつかない事となる。

なんて事は無い、テンプレのような流れ。選ばれた勇者一行が魔王を討伐する。しかし、それで終わる事は無かった。新たな魔王が生まれ、再び選ばれた別の勇者一行が魔王を討伐に向かう。その戦いの先に待ち受ける衝撃//

疑念を抱く。行動を起こす。そして絶望の波に溺れる。

彼は幼くして両親を亡くし、此度祖母をも亡くしてしまう。そして祖母の部屋から見つけるやけに綺麗なラジオ。それは彼に何かを与えようとしている。それは怨恨か、それとも…

全ての生き物には寿命というものがありどれだけ屈強な肉体であろうとどれだけ叡智の結晶たりえても死から逃れることは出来ない。しかし、もしその死に精一杯抗うことが出来たとすれば…？それは厄災たる禁忌の奇跡。//

至高の存在へと辿り着いた少女。だが悪意に満ちた数多のお返しには喜ばない。彼女が喜ぶのは純粋なただ一つの…