私は幸せ。

とても大好きな人。純粋な愛情のはずだったのに、どこで違ってしまったのか。

「愛したい」という作品と同じジャンルになります。こういった短編を『私は幸せ』アンソロジーと題して何作か投稿したいと思っています。この作品は『私は幸せ』アンソロジー２作目となります。 純粋に好きだという//

男性の死体、裸の女。ビデオカメラ。何故殺したのか、何故撮影していたのか。何が幸せなのか？

可愛くて大切にしていた、でも無くしてしまった人形。大人になって、また欲しくなった。自分が求めるものを、自分で作りたかった。それには、本物が必要だった。

大事にしている結婚指輪。それは手作り。それは何で出来ていて、誰が作ったものなのか。誇らしげに指輪を付ける主人公。その指輪が出来る時の話。

あの娘が欲しい。そんな単純で強い願い。それは叶う事のない願望。近くでただ笑ってくれるだけでいいの。だから、ずっとそばに居て欲しい。