テーマ詩集：猫

　翼はないけど、空は飛べるよ。 　プロペラ猫は、今日もゆく。

　あたしの夢の中は、猫まみれ。

　大好きなきみに。 　音もたてないで、そっと近づく。 　爪もたてないで、ぎゅっと抱きたい。 　まだ、叶わないわたしは、猫。 　 　

　あたしは、ねこを愛してる♡

　あなたにとってはなんてことないことでも。 　あたしにとっては、すごい魔法。

　たとえ猫なき世界でも、それなりにやっていけるはず。

　あの日、見た猫に似てるけどちがう猫を見かけた。

　こたつにねこ返しをつけてみた。

「猫に小判」だねって、みんなにほめられた！

　猫たちの世界がみつからない。

　あたしは猫耳のことが、愛らしいよりもうらめしいことがある。

　某は名前であるが、それを名乗るのに相応しい猫はいない。

　あなたはきっと、あたしのさいごのねこ。 　ずっと大好きだし、ありがとう♡

　ずいぶん待たせてしまったけど、きりがついたので、猫とひとやすみ。

　白猫は、ただの真っ白いかたまりではない。

　闇と二つの月。 　それが、黒猫といういきもの。

　あなたがどんなに馬鹿猫でも、これだけはしないでほしい。

　厚いチタン合金製の屋根のうえに猫が寝ている。