コワくて不思議なファンタジー空想科学に泣けるいろいろ短編集

理想の夫と結婚した妻。友達に羨まれる毎日。 でも彼は、ある趣味にはまってるのよ。 そして私は、その趣味で・・・

男には、長年通い慣れた釣り場がある。 今日も低い山を越え、向こう側に広がる磯場に着いた。 そこで男が経験するのは、抗いがたい恐怖だった。 最後に男が見るモノとは・・・

結婚２０周年を祝い、遊覧飛行をチャーターした夫婦。 楽しいはずの記念日は、意外な結末を迎え・・・

夜釣りはたのしい。 昼は釣れない大物も、夜は釣れる。 堤防に人は少なく、昼間のような場所取りもない。 夜ならではのたのしさ。 夜釣りは・・・たのしい。

山田は部下の斉藤から相談を受ける。 新人の斉藤、辞めたいわけではなさそうだ。 だがその話は、山田が忘れようとした過去に及び、そして。

ごく普通のおじさんの私に、女子高生の友人ができた。 今日は彼女の質問に答えなくっちゃ。 大人がどれほど思慮深いか、子供に教えてあげよう。

幼馴染みのふたりが辿る、数十年のお話。 美味しい料理と一緒に、どうぞ。

自分の職場にやりようのない違和感を感じ続ける主人公。 激務とパワハラに悩む彼の手に、ひらひらと舞い落ちる一枚のチケット。 それは、彼に何を見せるのか・・

宇宙人がやってきた！ 彼らは地球人になにをしたいのか！ いや・・・男にも女にも、なにをしたのか！！

愛猫との別れを悲しむ娘に、ママは優しく話をします。 それは、哀しくても希望に満ちた話でした。

遠い未来、惑星間戦争に巻き込まれた少年たち。 過酷な訓練を経た少年たちは戦場に赴く。 そこで見たモノとは、そして真実とは。

男の紅いスポーツカーは、夕暮れの海を見渡す岬に着いた。 男の傍には、いつもと変わらず、君がいた。

病魔に冒された愛妻は、危篤状態になっていた。 妻の元に急ぐ主人公は、妻を守ることができるのだろうか？

気持ちいい風に吹かれ、草原で目覚めた少年。 彼の元を訪れたのは姪の少女だった。 少年は少女に手を引かれ走り出す。

ひとりで暮らす響子にとって、なによりの楽しみは友人との食事だった。 これまで様々な食材を贅沢に味わった響子。 でも、それよりも大事な友人との時間は、やがて・・

　本作はオリジナル作品ですが、お読みいただいたかなりの方の脳裏に「あの漫画」が思い浮かぶはずです。そのとおりです。本作は「あの漫画」のパロディにしてオマージュにしてリスペクトな作品となっております。 //

日曜日のお昼ご飯は、いつものうどん。 それは、いつも一緒の老夫婦にとってかけがえのない時間。 そして、妻にとってかけがえのない記憶だった。

午後の授業は眠い地獄。 でも寝ちゃダメだ。ダメなんだ！ ダメなのに、なぜこんな事に。

今日も今日とて眠い午後の授業。 先生は居眠りする学生たちに問い掛ける。 そんなの、どうでもいいことじゃん！ って思ったんだけど、思ったんだけどなぁ。

寝たきりのじぃちゃんは、僕が来たのも分からない。 でも、大好きな魚釣りのリールを持つと、いろんな話をしてくれるんだ。 でもね、それはね？