某月某日、日本で

作成ユーザ: 銀月
「正直なところを申せば、西の教会の御使いたちが何かをしようとどうでもよいのですが、我が国の気性の荒い何柱かの神が、それが気に入らないとキレまして」
「はあ」
「少々見過ごせないような事態になり、人々が流されたり乾いたり揺さぶられたりと、さまざまな災厄に繋がってしまいましたのを見かねた方々が出雲での神議りにかけた結果が、現在のような状況なのです」
「はあ」
「まあ、何しろこちらは八百万と称されるほどに神の数は多いので、侮られることもなく西の教会から同意を得ることができましたし、この協定が守られる限り安泰かと」
「そうですか」
「ですから、あなたもきちんと守ってくださいね?」
にっこりと微笑みを浮かべ、この社を預かる神使だという男は、私を見つめた。

という現代日本が舞台のファンタジーで、異世界からこっち側にきちゃったよという話はこちら。
世界観は、「真夏の吸血鬼」とも共通しております。

某月某日、子供を拾った。

 某月某日、子供を拾った。  某月某日といえば聞こえはよいが、単に日付を覚えていないだけだ。  ぷくぷくとよく肉のついた子供で、変わった服を着ているが身なりは悪くない。髪も肌も手入れが行き届いている//
作品情報 N1862CT 短編 ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2015年 06月 30日
最終更新日: 2015年 06月 30日
作品に含まれる要素: 異世界転移
キーワード: 日常 ファンタジー 半魔と少年

某月某日、外へ出たら神を名乗るものに会った。

某月某日、外に出たら神を名乗るものに会った。 こんなに荒々しいものが神として信仰を集めているなんて、この国はどうもいろいろと不可解だ。 「某月某日、子供を拾った。」の続き。
作品情報 N2617CT 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2015年 07月 02日
最終更新日: 2015年 07月 02日
キーワード: 日常 ファンタジー 半魔と少年 水神様 神使

某月某日、市民権を貰った。

某月某日、市民権を得ないとこの国での暮らしに詰むことがわかった。 「某月某日、子供を拾った。」 「某月某日、外へ出たら神を名乗るものに会った。」 の続きとなります。
作品情報 N3747CT 短編 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2015年 07月 05日
最終更新日: 2015年 07月 05日
キーワード: 日常 恋愛 半魔と少年