断罪のアスティレア

一般市民を抑圧し苦しめ、己は私腹を肥やし贅沢をする王家。
部下や家来を人と思わず、虐げ酷遇する怠慢な貴族。
自分より身分の劣るものを嘲笑し、嫌がらせやいじめを楽しむ令嬢。
立場が弱いものにつけこみ、搾取し横暴の限りを尽くす権力者。
人の資産を奪う盗賊、優しさを平気で裏切る詐欺師、
自己中心のツケを他人に払わせる身勝手な人々……
そんな奴らは全員有罪！

正義を司る神霊女王ジャスティティアの定めのとおり、
皇国のメイナ技能士　アスティレアが仲間とともに
世の中に蔓延るさまざまな悪事を晒しだし、
すっぱりザックリ断罪します。

★舞台★
強大な支配力を持つ「皇国エルシオン」を中心に、
その東西南北に４大王国が栄えている。
さらにその周りを、大小さまざまな国が存在している世界。

★メイナについて★
この世界には”メイナ”という力（エネルギー）が存在している。
メイナとは世界中のどこにでも漂っているものだ。
これは単なる”不思議な力”ではなく、一定の秩序を持っており、
神霊女王ジャスティティアの定める”正義の力”であった。

メイナは”陰”と”陽”の気を持つことが出来、さらに”極”を有している。
メイナは基本的に陽であるため、陰の気を持つ邪霊や妖魔に対して効果がある。
さらにはこれを用いて五行である木・火・水・金・土に作用できるため
メイナを元に火を起こすことや水を作り出すことが可能となる。
そして”極”を操作することにより、物体に動きを持たせる事ができるので
メイナを使って物に触れることなく自由に動かしたりもできる。

メイナはエネルギーであるため、電気やガス同様
”そこに無い場合”はもちろん、何も行うことはできない。
メイナ技能士は通常、周囲に漂うメイナを用いて施術を行う。

メイナを扱うことが出来る者は少なく、
全ての操作ができるものは、さらにまれである。
そしてさらに世界に数人ほど、自らメイナを無限に生成し、
それを自由に扱うことができるものがいる。

★古代装置について★
メイナがこの世に発見され、その新しいエネルギーの凄さに
驚愕した人類によって作り出された装置。
メイナの特性を無視し、ただ自分たちの都合良く扱うために作られた。
後にこれが元で大戦争が起こり、一度人類は滅んでいる。