短編集

天気が良くて、やらなきゃいけない事も無くて、お腹も満たされた。そんな昼下がりに微睡むだけのお話。

僕、伊藤和徳《いとうかずのり》が付き合っているのは『ハニープリンセス』の通り名を持つ絶世の美少女、愛川蜜姫《あいかわみつき》。平々凡々な僕がどうしてそんなお姫様と付き合えたか、ちょっと話を聞いてはもら//

俺と友人は、毎年真夏に会っている。

無愛想な甘党男と、そんな男の笑顔が見たい女のお話。

三つのお題を織り込んだ短編です。 とある田舎の夏。少女と少年のお話。

暑い部屋で茹だっていた俺の下にやって来たのは、重そうなコンビニ袋を引っ提げた幼馴染みの彼女だった。

帰り道に見つけた小さい夏。

「手、貸せ」「……は？」そんな会話から始まった、休日を満喫している恋人達とマニキュアの小さな話。