夏のホラー企画参加作品

　とある町でハウスクリーニング業を営む、四十代半ばの男、柳田。しかし彼の本当の仕事は、回収した家電ごみを不法投棄することだった。ある日、柳田は部下の菊池と共に、深夜に地元の松野山へ家電ごみを捨てに向か//

隠れ家風のインテリアショップを営む<僕>。店長である僕は、動物の革や骨を使った雑貨などを作り、販売していた。ある日、アルバイトの<平櫛優花>と一緒にいた僕の元に、一人の女の客が訪れる。女は「花瓶を作っ//

　魔王になった「俺」は妻の黒猫と共に、勇者が訪れる日を待ちながら異世界での生活を謳歌していた。一方、友人が突然姿を消してしまった女子高生の「私」は、幼馴染みの助けを借りながら、親友の失踪の原因を探るた//

「僕の死体を掘り出して欲しいんだ」 少年の言葉に従い、私は砂場を掘り進めるのだが……。