短編３０００文字シリーズ

空には数えきれないほどの星が瞬いて、彼の心にそっと小さな奇跡を残す

笑顔のカワイイあいつは付き合って半年経ってもあたしに手を出さない。 あたしとあいつじゃ釣り合わないことはわかってる。なら、いっそ・・・

子供の頃の淡い思い出。大人になって忘れてしまった約束を果たす機会があるとしたら。

いつも仏頂面の幼馴染は一度だって思ったことを口にしない。無表情の裏側にあるホントの気持ちを見せた時、幼馴染から一歩先へ進める。

何事もない、いつもと同じ日にかかってきた電話は、何事もない一日を打ち壊した。離れてしまう恋人は何を残すのか。 短編３０００文字シリーズ。

短編３０００文字シリーズ第６弾。 遠くにいる彼女へ夜空に向かって奏でる唄。それは届くはずのないセレナーデ。

彼女から突然突き付けられた別れ、なんの心の準備も出来ないまま別れることになった僕は、それでも彼女を想う。

彼女はそばにいて当たり前の存在、ずっとそばにいると思っていたけど……

二人で始まって、一人で終わる。なら、二人がした約束は？

いつも同じバスで見かける彼女はいつも文庫本を持っていて……

同じバスケ部の先輩は、ほかの先輩に比べるとさえなくて格好悪い。でもその笑顔は限りなく優しくて――