七糸譚　異世界怪奇幻想話集

人と人ならざるものの境界いまだあやうし世界における怪奇幻想連作シリーズ。

扉の向こうの暗がりのなかで、
光の届かない裏路地の奥で、
旧市街の古い石畳の下で、
世界のひずみが口を開けている。

農夫の青年、魔女見習い、下っ端学士、竪琴弾きの娘……。
小王国ヘプタルクの下町に集う飲み仲間の面々が、
日常のふとしたきっかけから奇怪な異界に片足を突っこんでは肝を冷やす。

出会うは悪魔か精霊か、妖か、はたまた己が妄執か。

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日常庶民派ファンタジー。
無敵爽快感ほぼ無し。情念系、通り魔系多し。理不尽ホラー。
グロあり、下ネタあり。スカトロはないと思う。
主要登場人物は基本20代〜30代。

あらゆる性愛関係が出てくる可能性があります（必ずしも予告しません）。
それでも構わない場合に読んでいただければ、と思います。
過激な描写はありません。

各話はゆるーくゆるーくつながっていますが、基本は独立して読めます。
順序は気にせず、興味をひかれたものからおためしください。