銀の風ファンタジア

世界に散らばる銀の詩。
ひとつの決断をするとき、その頬を静かに、涙がつたった。
まるで流れ星のように――。

名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐる物語です。

Ⅰ「月にかくれた想い人」
Ⅱ「町のはずれの放浪者たち」
Ⅲ「最後の人魚の終わらない歌」

Ⅳ「名まえを失くしたとわの国」
Ⅴ「眠れる森の夢みる妖精たち」
Ⅵ「忘れられた町の光と影たち」
Ⅶ「孤独な炎の生と死の幻想」

ⅠからⅢまでは序盤になります。
Ⅳにて本題に入ります。

時間軸はおおむねⅠ→Ⅱ→Ⅲ→Ⅳ→Ⅴ→Ⅵ→Ⅶですが多角構造になっています。
例：Ⅰの本筋の中核が、Ⅲにて別視点で詳説されます。
　　ⅡとⅣに関連するキーアイテムがあります。
　　ⅣではⅠ以前の出来事が語られます。
　　Ⅱで曖昧な部分がⅤで補完されます。

あらすじが本文に含まれますので、
どこから読んでもご理解いただけると思います。
楽しんでいただければ幸いです。