異世界恋愛短編

呪われた王女ハルモニアは今日も今日とて、傭兵上がりの強面護衛騎士カドモスに願う。 「カドモス様！　どうかわたくしをさらってくださいませ」 「お断りしますってんだ」 しかしハルモニアはへこたれない。//

　婚約者二人は仲良しこよし。 　そこに現れたのは、メイベルの異母妹。 「お姉様ばっかりズルいわ。私だって王子様と結婚したい！」 　聖女を称するずるい妹が二人を引き裂き、婚約破棄。ついにはメイベルは//

気弱な王子様クリスは自信家なご令嬢メイベルと婚約を交わす。 「まあ！　なんてか弱くていらっしゃるの！　わたくしが守って差し上げなくてはね！」 王子はメイベルに心奪われた。 二人は幼い恋を大切に育//

大公令息ヨハンは、従妹である帝国皇女シャルロッテとの未来を確信していた。 しかしこれまで小国と侮っていたアステア王国に富が生まれ、その富に目を付けた帝国は、シャルロッテを小国の王太子フレデリックに嫁//

公爵家唯一の嫡出子であるヘクセは継母と異母姉、使用人達から虐げられている。 実父は無関心。 亡き実母の生家はクーデターを企てた咎により、すでにない。 ある日父公爵が手を染める奴隷売買で、継母が一人の//

初恋の王太子を思い続ける年上妻に執着し、監禁する少年夫の独白。

冷酷非情と恐れられる王太子リヒャードは愛妻家。 懐妊中で絶賛悪阻中の妻は娘と離宮に引きこもっている。 さみしい。 妻にフォーリンラブしたキッカケと、あとはただイチャイチャしてる話。

男装したヒロインにラッキースケベしちゃったヒーローが、ヒロインのシスコン義弟にブチ切れられるお話。

「ぼくはルドウィック。おうじょさまの、おむこさんになるおとこです」 　初顔合わせで、公爵令息から熱烈な一目惚れをされた王女さまが、彼の強い押しに押されてドギマギ流されるようでいて、実際には、王女さま//