冥界往還奇譚

作成ユーザ: 灯里
地獄と現世のはざまに、ひとつの薬局がある。

表玄関は昭和28年。
暖簾をくぐれば、どこか懐かしい煙草と木材の匂い。
奥の扉を開ければ、令和の現代へと繋がっている。

『藤代薬局』に辿り着けるのは、
魂に深い「澱(おり)」を抱えた者だけ。

絶望でも、憎悪でも、後悔でも。
どうにもならない痛みを抱えて、
それでも生きている人たちのための店だ。

調薬師は、冥界から派遣された20歳の娘・凛。
彼女には、誰も知らない秘密がある。

付き添うのは、大罪人、執行官、事務屋。
三人全員、訳ありだ。

これは、生と死のはざまで営まれる、
小さな薬局の処方録。

――あなたの魂の澱を、今日も静かに処方します。

#1 冥界往還奇譚

地獄と現世のはざまに佇む、一軒の薬局がある。 表玄関は昭和28年。 奥の扉を開ければ、令和へと繋がっている。 20歳の誕生日に閻魔に呼び出された凛は、 現世派遣の調薬師として命じられた―― 魂に溜//
作品情報 N6041MH 連載中 ローファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日:2026年 06月 07日
最終掲載日:2026年 06月 13日
キーワード: 冥界 地獄 和風ファンタジー 昭和 逆ハーレム ワケあり男子 閻魔 現世派遣 ダークファンタジー 叙情的 薬局 調剤師