義弟の婚約者

「ー…姉さん…ごめん…」 金の髪に碧瞳の美しい義弟が一筋の涙を流しながら私を見て告げる。 自分も辛いだろうに、この優しい義弟はこんな時にも私を気遣ってくれているのだ。 視線の先には 私の婚約者と義弟の//

僕とアリアは家が隣どうしの所謂幼なじみだ。 僕たちの住むこの国には人族、獣人族、魔人族がいる。僕とアリアは人族だった。 僕は大好きなアリアと結婚したいけど、何故か母さんに反対されてしまう。好きな気持ち//

「なんでだよ！なんで俺のアリシアに他の男の香りが混じるんだよ⁈ おかしいだろう‼︎」 愛する人に会う為に転生したレイだったが彼女は前世の記憶を無くしていた、そして婚約者の王子までいて…子供でしか無い僕//

『捨てられた王子』陰でそう呼ばれるようになったのは、つい最近のことだ。 愛していた妻と別れるしかなかった王子が忘れるために戦地へ赴きそこからさらに魔物討伐の為に一人森へ向かうこととなった。そんな王子が//

俺は幸せだった。 目の前に現れたコイツさえ来なければ…