童話系

小説、ゲーム、マンガ、ラノベ。たくさんの語られる夢と幻想。多くの夢が今日に至るまで、生まれては消えていく。消えていった彼らに、意味を持たせるのはきっと、今を生きる我々なのだろう。

過去の冬の童話祭の没作を投稿します。作者の異世界物『すべてが終わったそのあとで』の、プロトタイプにもなった作品です。あるところにあった、二つの国と塔……魔法の国と科学の国、違っていても、通じ合っていた//

むかしむかしある所に、蛇の神様と村人がいました……

あるところにのほほんとした王様と、しっかり者の家臣のいる国がありました。そこに不思議な服を売る仕立て屋がやってきたのですが……冬の童話祭、没作品

貧しい人たちが拾った、小さなクマのヌイグルミ。ボロボロで何も言えないその子は……最後まで自分から動くことはしませんでした……

あるところに、色んなものが行き来する国がありました。色んなものを比べ合いますが、時々トラブルが起きてしまいます。それを止めるために、国では比べ合う事を禁止する事にしたのですが……冬の童話祭、没作品

ふぁぁっ～……あー？　ハカセ？　いつもより目覚まし早くなーい？　まぁいいけど。仕事はもう全部終わったし、また体調チェックしてからお休みでしょー？　……あれ？　なんか変なところに繋がってる。不思議な事も//

その夜、病院で恐ろしいことが起こった。月明かりの窓越しに、人狼めいた人影が何度も窓を叩く……あぁ、けれども今にして思えば、あの時私は若い彼に続けばよかったのだろうか――今年のホラー祭用に書いていた作品//

これはもしかしたら、過去か未来か、あるいは現代で起こるかもしれないおはなし。ストレート嫌いな作者の送る、現代に起こり得る『人魚姫』（のような話）『N』にくくられた『マーメイド』と、変わった王子との物語//

ワタシはずっと探してる。私はずっと叫んでる。別れた私達は、同じなのに別になってしまった。探し物を探してるワタシ。押さえ込まれて探せない私。何を探せばいいのか分かりません。探し物を探したいのに、ワタシに//

地球の周りで漂う、流れ星の卵たち。彼らが何を思い、何を考えて星になっていくのでしょう？　そしてそれを見つめている流れ星の卵は、何を言うのでしょうか……

今日も私やあなたの頭の中で、流れ星は降っているのかもしれない。

冬の童話祭２０２２『流れ星』と冬の童話祭２０１９『逆さ虹の森』を融合させました！　六匹の動物と流れ星君の物語、どうぞお楽しみください！！

　あの日、ハヤブサは流れ星となった。あの日、ハヤブサ２は流れ星を落として、自身はもう一度宇宙へ羽ばたいた。それを見届けたのは、人間だけではなかった。これは、二回星を受け止めた、ウーメラ砂漠の精霊が見た//

爆撃機に乗って、今日も敵の国に爆弾を落とす飛行機乗りがいました。冬の童話祭、シリアス目の作品です。

昔昔あるところに、この星の物では傷がつかない体質を持つ、悪い鬼が暴れまわっていました。果たして村人は退治することが出来るのでしょうか⋯⋯

読んで見せろよ、読者ぁ！　何とでもなるはずだ！　ネタ小説だと！？