【短編】

「大聖女リィラ、お前は国外追放だ」 「シメオン王子……どういうことでしょうか？」 「お前は聖女の仕事をせず、こちらのアルメリー嬢にすべて押し付けて、成果だけ自分のものにしていたのだろう。我が国にそんな//

聖女エリシアがいつもと同じように祈りを捧げていると、いきなりやってきた王子が告げる。 「エリシア――聖女でありながら浪費の限りを尽くして国庫を食いつくし、民を苦しめる悪逆聖女め。お前との婚約を破棄し//

孤児のエレナは聖女の資質を持っていたため、公爵令嬢ミレイユに拾われ、侍女として育ってきた。エレナの陰から助力により、ミレイユが無事に聖女と認定される。 「エレナ、おめでとう。あなたは国外追放よ」 「//

「我は邪竜ブラド。召喚に応じ参上した。さあ召喚者よ。汝の望みを言ってみろ！」 「違う」 「…………は？」 「違います。ごめんなさい。帰ってください」 「こらこらこら！　無理やり戻そうとするな！　やめろ//

伯爵令嬢システィアは、出生時の事件によって父以外の家族を失った。 父の再婚相手はシスティアを虐待したが、爵位を継ぐ権利はシスティアのみにあったため、システィアはいずれ継母を追い出すことを決心して日々を//

私は知ってしまったのです。真実の愛を。

醜いと噂になっていた伯爵様と政略結婚をしたら「君を愛することはできない」と言われました。

断罪されるも女神に助けられる令嬢のお話

国家錬金術師のレシピを真似したポーションを無許可でつくっていたら、大変なことになりました。

伯爵家の令嬢シルヴィア・ディ・バルジーニは王太子の呪いを解くため王城に呼び出され、解呪条件が「真実の愛」と聞かされる。 しかし王太子エルベルト・ディ・グリタニアは「君を愛することはない」と冷たく言//

侯爵令嬢リリアーヌはエヴァン王太子から婚約破棄を告げられる。理由は異世界から聖女を召喚し、王太子妃に据えるため。 そしてエヴァン王太子から聖女の友人になってほしいと頼まれる。 リリアーヌは承諾し、いざ//

「エリザベート、僕は君との婚約を――……」 （クロード様……） 「……体調が優れない。失礼する」 「えっ？　クロード様？」

エルネスト・ヴォルフズ侯爵が持参金目当てで結婚したのは、男好きで、恋人が何人もいるという噂のヴィオレッタという子爵令嬢だった。 「ふしだらな君を愛することはできない」 初夜にそう告げて、妻を領地に//

★連載版始めました★ 追放された悪役令嬢は【錬金スキル】で華麗なるチート生活を満喫する https://ncode.syosetu.com/n7005jn/ 「悪しき魔女アンリエッタ・アグスティア//

偽聖女と断罪され国外追放されたのは、本物の聖女だった。 計画を成功させ、新たな聖女となったヴェルニカはほくそ笑む。 （――これが、わたしの勝利）

伯爵家の養女であるリーナは、一日でも早く結婚して家を出たかった。 そして幼馴染に告白するための勇気をもらうため「恋を叶える魔法陣」を描く。 しかしそれがリーナのことが大嫌いな義弟のセルジュに発動し//