文芸評論集
私が執筆した文学作品についての評論、あるいは作家論を集めたシリーズです。
五味川純平の文学
忘れ去られようとしているのかも知れない。しかし、忘れ去られてよい作家ではない。
日本の近・現代史に深く切り込んで描かれたその作品の価値は不滅である。
ここでは五味川純平の代表作である第一作「人間の條件//
掲載日:2021年 03月 16日
最終掲載日:2021年 06月 11日
キーワード:
悲恋
日本近代史を刻む文学
ランボー試論
アルチュール‐ランボー(1854年―1891年)。1869年から詩作を始め、1875年で詩作を止めた。以後は文学を放棄し、アラビア半島やアフリカのエチオピアなどの地で砂漠の商人として活動し、生涯を終え//
掲載日:2021年 07月 11日
最終掲載日:2021年 09月 16日
キーワード:
見者への道
地獄墜ち
ソルジェニーツィン『収容所群島』を読むー第二巻(三・四部)を中心にー
『収容所群島』はノーベル賞作家ソルジェニーツィンによるソ連収容所の記録である。スターリン統治下のソ連にはあちこちに収容所が設けられていた。そこにはスターリンの統治に邪魔となる人々が種々の罪名で囚われて//
掲載日:2021年 09月 19日
最終掲載日:2021年 10月 28日
キーワード:
命をかけた歴史の証言