短編小説どもの眠り場

少女は空をなぞるように星を詠んだ。

その女は、永遠の愛の感じ方を手に入れた。

真っ白な物語のなかで、彼女は何を思うのだろうか。

これが二人で決めた、あおとアオのかたち。

また僕は見つめていた

僕には全て、そう見えた

当初は、連載小説予定だった作品。 まぁ──気が変わったら連載版するかもです？

────愛してる..。 触れた唇にそう、私とあなたはなぞった。

はじめから、はかり方を間違えていた (＊昨日投稿した作品でしたが、誤差動により消えてしまっていたので、再投稿しています)

放課後の道くさ。 今日もまた過ぎてゆく。

走るという動物的本能を解き放て。

一人の少女の夢をみた。 もしもの世界の少女を夢みた。 小さい頃、一生懸命に描いた未完成の作り話。

とある我が儘な小説家のお話。

頭の中でこんがらがる言葉を、一つ一つ掬い選ぶ。それを確かな音として口づさみながら。

常識を持ち合わせた狂人というのは──殺人鬼よりも質が悪い。

膿んだ月の夜は、人を魅せ、拐かす。 まさしくその有り様は、狂気に等しい。

その少年は、疑心暗鬼に陥っていた──。

モノや動物の『擬人化』が進み、さまざまな種族が誕生した──遥か先の世界の片隅に。 　悩める少女が一人いた。

歌詞のように、その一つの『物語』は夜空で交わる。

僕の目の前にいたのは、可愛らしい乙女の少女だった。

僕は呼吸することを、強いられている

今日は、やけに暑かった。

一時間目から、数学はダルい。

天の邪鬼なメスガキと素朴な青年のお話。 ＊本作は、対話体の形式になっております。

死神に恋をした。 ──そして、死を受け入れた。

碧は学校で同じクラスの清歌に、一目惚れしてしまった。

クラスに季節外れの、転校生がやってきた。

本という媒体を通じて、恋を伝える健気な本屋さんのお話。

なんともいえない。ただこの気持ちが知りたい。

私は生まれつき目が見えない盲目だった。この瞳は未だ、光というものを知らないでいる。

窓硝子を隔てた世界の見方。

ぼっちは何かと大変です....

『好きのかたち』と『愛のかたち』は、似ているようで違っていた。

最後、瞳の奧に映った世界は──好きな人が、私を突き落とした光景だった。

心が儚いあまり、人であることを棄てようとする。 　 矛盾しているようで、していない。 　　　　　　　　　其処には正しさが、確かに在る。

青を見つめていた。 　 痣で変色した自分の身体を抱きしめながら。

――――私も、その一人だ。

僕はそこで。 やっと。 呼吸を、止めることができた。

スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。 スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。スマホ。 頭の中はスマホでいっぱい。

私はその椅子を見つめていた。

とある陸上部でのお話。

好きな人のことを思うと、心がふわりと浮かび上がるような気持ちになる。

七日間の小さな恋を、日記に綴る。

部活の練習は終わっていた。 いつもより少しだけ長く残っている。

この街だけは相変わらずのままでいて欲しい

友達と過ごすひとときを、会話に。

怒声がした。 何事かと思い玄関の扉を、そっと開ける。

ぷにぷにとした外見が特徴の団長――――ぷに団長のお話。

天の邪鬼なメスガキと素朴な青年のお話。

　目玉に、人間が生きていけるだけの全ての機能を詰め込むことが出来るなら、自分でいちから設計し直したい。 　

過保護なお話。。。。

――私はいつも影の中を歩く。

それは魔法のようで、とにかく都合がいい言葉だ。

――――頭がちょうど真下にきた。

昔々、夜空に輝く星たちの中に、小さな星がありました。

今日もまた、リビングでゲーム対決が繰り広げられていた。

――掌には汗が滲み、握りしめているチョコが溶けないか心配だった。

『僕の大好きな食べ物は、お薬です。』

唯一今の私が安らげる場所は、このトイレだけだ。

先輩に恋する女の子のお話。

なんじゃこれっていうお話。

私は、「猫舞リナ」。 仮想の世界で輝く存在、VTuberとして知られている。

…誰かが話しかける。

近くて、遠い、お話。

病院の屋上には、静かな風が吹いていた。 青空の下、私は、弱りきった幼馴染みと共に座っていた。

季節の変わり目に、僕は陽だまりを感じる。

俺はいつも自分の外見が気になっていた。

薄暗い施設の部屋は、まるで誰かが錆びたブリキの箱をこじ開けたようだった。 その中で僕たちは生きていた。

初めてのバイトの日、私はいつも以上に緊張していた。

雨。ぽつぽつ。雨が降る。

山崎さんは怒りん坊。

期待を抱くのは無駄だ。家に帰れば、■■が待っている。