記憶シリーズ

a-勇者視点、b-魔王視点、c-くーちゃん視点の三つの視点から描かれる、勇者が魔王になる物語 a-勇者はすぐそこまで来ていた。倒すべき魔王の城まで。 b-魔王は備えていた。勇者を倒すことよりも大事な//

現実世界に絶望した少年、黒田一葉。 現実世界に失望した少女、野上結。 現実世界を捨てた二人は不思議な力の働く世界で出逢い、そして世界の真実へと迫っていく。 過去を捨てた二人は元の世界に戻りたいと願う//

第一章～第三章『私編』： 記憶を失った少女、私。 私は、自分を辿る唯一の手がかりである手紙に書かれていた『鈴鳴繋（すずなりつなぎ）』を自分の名前にして、『私』を探す旅を始めた。 そして出会った神様序//

柴山由紀人(しばやまゆきと)の前に突如現れた、『未来に過去を奪われた少女』13(サーティーン)。 由紀人は「私と一緒に、未来を倒してほしいの」と話す彼女に手を貸すことにするが、"未来"は少しずつ忍び寄//

『ただ、君の顔が見てみたかった』 未来へとやってきた少女、アリス・リーフィンク。彼女が見たのは、完全知能を手にした、人と区別のつかないアンドロイドが世界を操り、ありとあらゆる情報が可視化された世界だ//